はじめに
2019年6月末 昨年と同様に千葉県富里市で開催される "富里スイカロードレース"に参戦してきました。スイカロードレースという名前の通り 大会中にはスイカを思う存分食べられるのが この大会の醍醐味です。
ということで 今回は 2019年富里スイカロードレース体験記をお届けします。
富里スイカロードレースとは
まずは "富里スイカロードレース"について。
大会の概要や移動方法などは 下記記事に詳細を載せています。昨年参加した時の様子もまとめていますので 気になった方はどうぞ。
マラソン大会当日の様子
それでは早速 実際に参加した時の様子をお届けします。
5:45 地元駅を出発
今回の会場までの移動は 昨年同様 東京駅-千葉県富里市のスイカロードレース大会会場間のシャトルバスを利用することにしました。このため 最寄駅からシャトルバス乗り場に向けて出発です。
日曜日 早朝の地下鉄の駅は空いていますね。
はしゃいだ写真も撮影しやすかったです(笑)。
6:05 八重洲口鍛冶橋駐車場を出発
シャトルバスは 東京駅八重洲口鍛冶橋駐車場から出発となります。
参考までに 各エリアからのシャトルバスの出発時間は 下記の通りです。
画像出典: 第36回富里スイカロードレース【公式】
僕たちは 6時過ぎにはシャトルバスの駐車場に到着しましたが すでにスイカロードレースに参加される方が続々と集まっていました。皆さん 朝に強いですね(笑)。和気あいあいと楽しそうな雰囲気に 自然とテンションが上がります。
また シャトルバスの台数は多いため 並ぶことなくスムーズにバスに乗り込むことができました。
※こちらは2018年のチケットです。
車内でバスチケットが回収され 出発となります。
バスチケットの価格は 東京駅-千葉県富里市のスイカロードレース大会会場間往復で1人5,000円です。ゆっくり座ることができ 大会後の疲れた時には眠って移動することができるため とてもおすすめの交通手段だと思います。
7:30 スイカロードレース会場に到着
到着後 すぐにスイカで腹ごしらえです。
水分と糖分を同時に摂取できるスイカ。それをマラソン大会のメインに持ってきた富里市は 素晴らしいですね。これから走る人には とても最適な食べ物ではないかと。
会場には 地元の方の屋台もたくさん出店されていました。
朝食をスイカだけで済ますのは さすがにエネルギー切れになると考え 先ほどの屋台でおいしそうな山菜おこわ(300円)を購入。
これからの10kmに向けて 腹持ちが良いもち米を食べ レースに備えることにしました。
マラソン大会当日の朝ごはんについて:
ここで 大会当日の朝ごはんについて 少しだけポイントをチェック!
朝ごはんのベストなタイミングは スタート時間の3-4時間前 遅くても2時間前には食べておきたいもの。
その理由は
①直前に食べると胃に食べ物が残る→お腹が痛くなるなどの不調の原因となるため
②食べたものがエネルギーに変わるまでに時間がかかるため
おすすめの朝ごはんは
①炭水化物(ごはん うどん パンなど): 走るためのエネルギー(グリコーゲン)になる
②糖質(バナナ カステラ クッキーなど): 脳を活性化する
③クエン酸(柑橘系のジュースなど): グリコーゲンの蓄積を促す作用がある
そして スタート時間の1時間ほど前にバナナなどの消化吸収の良い糖質 スタート直前にアミノ酸(ジェルやスティックなど)補給をして準備完了。
なお 水分補給もしっかりと。
朝起きてからコップ1杯 朝ごはんの時にコップ1杯...という感じで こまめに水分補給をするようにしましょう。トイレに行きたくなるんじゃないかという気持ちと葛藤になるけれど ここは水分補給を優先しましょう。
8:05 スイカロードレース会場内を満喫
おこわを食べた後は 会場内を歩いてみることに。
早めに会場に到着した僕たちは 混み合わないうちにいろんなブースで記念撮影をすることにしました。
こちらは 富里市観光協会のフォトブースです。
スイカを前面に押し出している感じが良いですね。
こちらは 地元の建設業者さん(ワールドハウス)のフォトブースです。
完走記念とありますが この時点では まだスタート前という(笑)。時間が経ってくると行列になるフォトブースもあるため 早めに記念撮影を済ませておくのも良いかもしれません(笑)。
また 会場内には スイカやとうもろこしをリーズナブルな価格で販売している屋台もあります。
今回は "スイカ推し"なマラソン大会ですが 富里市はとうもろこしの産地でもあります。会場内では とうもろこしの試食コーナーもあり とても甘くておいしかったです。このため ぜひ帰りに買って帰ろうと思っていたところ...どこの屋台も売り切れという(汗)。
僕たちのような売り切れを防ぐためにも 確実にお持ち帰りしたい方は スタート前に購入して 取り置きをしてもらうことをおすすめします。
9:45 スタート地点に整列+レーススタート
富里スイカロードレースは 今年からタイム毎に分かれて前後半の整列スタートとなりました。昨年までは 年齢別のスタートだったため タイム毎のスタートになったことで 走り始めの周囲との速度差が少なくなるのは良いのかなと思っていました。
ちなみに 僕たちは 10km目標申告タイムを60分としたため 前半(9:45分)スタートとなりました。
それでは 花火がどーんと鳴り響き レーススタートです!!
9:51 スタートゲート通過
花火が鳴り響いて 6分が経過。
ようやく スタートゲートを通過することができました。
えっ!?
6分もかかったの ??
というのが 正直な感想です(汗)。
今年からタイム毎のスタートだったため よりスムーズに走り始められると思いきや...整列地点に時間ギリギリでやってきた大勢のランナーが 整列している列の脇の歩道を通り抜け 列の前に割り込んできてしまうという。このため 列自体の進みが遅くなり もともときちんと整列していたランナーが足止めされてしまうという 残念な自体が発生しました。
普通に考えて 割り込みは良くないと思うのですが そのあたりの考え方は人それぞれなので 来年以降は大会運営サイドで スタート地点の列の管理を改めていただきたいなと感じました。
10:02 スイカのガスタンク通過
ということで ゆっくりゆっくりと走り始めた 僕たち。
スタート地点では 思いの外時間がかかってしまいましたが 今回も"タイムを気にせずに走りきること"を目標としていたため そんなことでは焦りません(笑)。
そして 富里名物 直径34mの巨大スイカガスタンクを発見しました。市も地元企業も そろってスイカを推しているところに好感が持てますね。
10:12 3km地点通過
スタート地点を通過し 約20分。
ようやく 3km地点を通過しました。
富里スイカロードレースは 全般的に道路幅の狭いところを大人数で走るため なかなかスピードが上がりにくいです。
そして 今年の大会オリジナル参加賞Tシャツは緑色でした。去年のピンクから スイカカラーが続いていますね。普段のランニングでは使いにくいカラーですが イベントで着るにはスイカっぽさが出て良いですよね。
このように いたるところにご当地キャラクター"とみちゃん"が見守っていてくれます。心強いですね。
10:35 シャワーゾーンを通過
富里スイカロードレースは 開催時期が6月末のため 晴れていれば気温が30℃近くなる恐れのある大会です。そのため こまめに給水所が設置されていたり 写真のようなシャワーゾーンもあります。
熱中症対策として ばっちりですね。
10:50 給スイカ所を発見
スタート地点を通過してから 走ること約60分。
スイカのバルーンを発見しました。
あの下には 給スイカ所があるはず!!
ここまでゆっくり走ってきた僕たちでも 気持ち足取りが早くなるのを感じます(笑)。
目の前には 昨年同様 見慣れた看板が!!
1年間 待ちに待った給スイカまで あと少しです。
そして 給スイカ所に到着!!
やはり 給スイカ所は大人気。おいしいスイカが食べ放題ということで 皆さん 走るのを一時中断して スイカ待ちの列ができていました。
そんな給スイカ所ですが どんどんスイカが提供されるので 待ち時間はほとんどなく スイカを受け取ることができます。
僕も スイカを食べて 水分と糖分を補給することに。冷たいスイカが 身体に染み渡っていきます。
この体験 ぜひとも皆さんに味わってもらいたいです(笑)。
10:53 9km地点通過
スイカで元気をチャージした後は この大会 最初で最後にして 最大の山場。9kmからの上り坂です。
距離にして100mもないとは思いますが 傾斜がエグい(笑)。
ランナー泣かせの坂が続きます。
10:55 鈴木薬局でアスパラドリンクチャージ
坂を登りきって ほどなくしたところにあるのが こちらも富里スイカロードレースの定番スポット "鈴木薬局"さん。
こちらでは 毎年 田辺三菱製薬のアスパラドリンクが無料配布されているのです。
このドリンク1本で 滋養強壮 肉体疲労に効くアスパラギン酸をはじめ タウリン 鉄分 ビタミンB群を補給。残り数百メートルを走りきるエネルギーをいただきました。
ありがとうございます。
最後は ゴールを目指して 大通りの直線コースを走ります。
沿道の方の応援があたたかく 元気をもらいました。
11:01 ゴール
そして ついにゴール!!!
今回も 楽しんで走ることをモットーに のんびりと走りきることができました。練習不足ではありましたが 無事に走りきれて良かったです。
無事にゴールができ 記念写真を撮ってもらいました。
今回は 富里スイカロードレースということで はらぺこあおむし50周年を記念して作られた 絵本作家さんとのコラボレーションTシャツで参加しました。はらぺこあおむしと大きなスイカは 今回の大会にぴったりだったのではないかと自画自賛です(笑)。
足元もスイカカラーで抜かりなく(笑)。
富里スイカロードレースでは スイカのコスチュームで参加している方も多いので 皆さんも思い思いのコスチュームで参加されると より楽しいかもしれません。
11:35 スイカサービスコーナーへ移動
ゴールをした後 ひと息ついたところで 会場内のスイカサービスコーナーへ向かいました。
ここでも 甘くて冷たいスイカが食べ放題。ここぞとばかりに 次から次へとスイカを口に運んでしまいます(笑)。
食べている途中 スイカでドレスを作ってみることに。試行錯誤しましたが なかなか良い感じになりました(笑)。
ということで たーっくさんのスイカを食べて お腹も大満足!! そろそろ 帰る準備をすることにしましょう。
13:00 スイカロードレース会場を出発
着替えた後は 到着時と同じ駐車場へ向かい シャトルバスに乗車。心地良く揺られながら 東京駅を目指します。
行き帰りを眠って移動できるシャトルバスは 本当におすすめです。次回も参加するようであれば また利用したいと思います。
14:15 東京駅周辺でお疲れ様会
東京駅到着後は マラソン大会後には恒例のお疲れ様会をすることに。
今回は 東京駅八重洲口にある "鳥元 東京駅グランルーフ店"へお邪魔しました。
まずは ビールで乾杯!!
和テイストの落ち着いた雰囲気の店内では 焼鳥をはじめ お酒に合うさまざまな料理をいただけるお店です。薬味たっぷり豆腐もおいしかったですよ。
お店の詳細は こちら: 鳥元 東京駅グランルーフ店 [食べログ]
続いて訪れたのは 同じく 東京駅八重洲口にある "米BURU 若竹"。
焼鳥も美味しかったのですが "〆に酢飯が食べたいね"ということになり こちらを訪問しました。こちらのお店は 1階はおにぎりなどのお米製品を販売している小売店 2階は日本酒と海鮮丼を提供しているお店となっています。
写真は 日本酒飲み比べセット(1,500円)。
好きな日本酒を3種類(各70ml)選ぶことができます。毎日20種類以上の日本酒が用意されているということで 充実のラインナップでした。価格は少し高めですが 東京駅という立地を考えると許容範囲かなと思います。
次に運ばれてきたのが 熟成本鮪丼(1,560円)。
新鮮でしっとりとした鮪がたっぷりのっていて 具材のボリュームは十分。鮪の味も濃厚で 甘みのある脂が酢飯にほどよく絡みます。そして おにぎり屋さんということもあり やや硬めの酢飯がとってもおいしい。
酢飯が食べたかった僕らは 大満足でした。
お店の詳細は こちら: 東京米バル竹若 東京駅グランルーフ店 [食べログ]
東京駅は ターミナル駅ということもあり 昼間からお酒を飲めるお店も多く 使い勝手が良いなぁとあらためて感じたのでした。
おわりに
今回は 2019富里スイカロードレース体験記をお届けしました。
富里スイカロードレースは 給水所でスイカを提供するという意外性だけでなく 地元の方のあたたかさが伝わってくる 素晴らしい大会です。だからこそ 暑い時期の大会にも関わらず "また 来年も参加したいなぁ"と感じてしまうのだと思います。
そして 今年の年末には JALホノルルマラソンに参加予定です。ここが 今年1番のビックイベントかなと。航空券や宿泊先の準備は整いましたが 身体がまだまだ(笑)。夏はあまり走れない気がしますが ぼちぼち調整していきたいと思います。
そんなホノルルマラソンですが まだまだエントリー受付中です。気になった方は 今年の〆に参加を検討されてみてはいかがでしょうか。
それでは 本日もお付き合いいただき ありがとうございました。