こんにちは えだ旅(@edatabi_jp)です。
前回の記事(【SFC修行】一生ANAの上級会員になれる「スーパーフライヤーズカード」5つのメリットfa-external-link)では ANAの上級会員資格を一生享受できるクレジットカード「SFC(スーパーフライヤーズカード)」についてご紹介しました。
今回は SFCについて 次のステップに進みます。
SFC修業編 その②として SFC(スーパーフライヤーズカード)の取得方法や実際にかかる費用についてまとめました。
- 「SFC(スーパーフライヤーズカード)」を手に入れる方法
- SFC取得に必要な「プレミアムポイント(PP)」の基礎知識
- SFC取得には どれぐらいの費用がかかるのか?
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この記事の目次
「SFC(スーパーフライヤーズカード)」の取得方法
SFCの特典などについては 前回の記事(《SFC修行》一生ANAの上級会員 スーパーフライヤーズカード 5つのメリットfa-external-link)を参考にしていただくとして...
順番に見ていこう!!
SFCを取得する方法は
ANAやANAが加盟しているスターアライアンス系列の飛行機に乗り
- ANA ミリオンマイラーになる
- ANA プラチナメンバー以上になる
上記のどちらかを達成する必要があります。
ミリオンマイラー??
プラチナメンバー ??...どういうこと??
その1. ANA ミリオンマイラーになる
ANA ミリオンマイラーとは ANAグループ運行便に搭乗し 100万ライフタイムマイル以上貯めた方を言います。
東京-ニューヨーク間往復でも13,000マイル程度だから...75往復以上も必要!?
ということで ANA ミリオンマイラーを目指すのは 国内/海外出張が頻回なビジネスマンでもなければ なかなか厳しい道のりです。
このため ほとんどの方は ANA プラチナメンバー以上になることで SFCを取得しています。
それでは ANA プラチナメンバー以上になるには どうすれば良いのでしょうか。
その2. ANA プラチナメンバー以上になる
ANA プラチナメンバーとは 1年間(1月-12月)にANA運行便やスターアライアンス加盟航空会社便に搭乗し 決められたポイントを獲得した方を言います。
えーっと...
それって どういうこと???
これって マイルとは違うもの??
プレミアムポイントって 全然聞いたことなかったよね!!
それでは 次からは「プレミアムポイント(PP)」について。
どんなものなのか ざっくり分かるように解説していきます。
「プレミアムポイント(PP)」とは
プレミアムポイント(PP)とは 飛行距離+αにより算定される ANA独自のポイントです。
ANAでは 毎年1年間(1月-12月)の飛行実績に応じて プレミアムポイント(PP)が寄与されます。
そして 寄与されたプレミアムポイント数により マイレージプログラムのステータスが決定します。
上記のように 1年間(1月-12月)で獲得したプレミアムポイント(以下 PP)により 翌年のステータスが決定します。
ちなみに ミリオンマイラーやプラチナメンバーなど 航空会社の上級会員を目指すため 飛行機に乗りまくることを「修行」と呼びます。
最近では「ジャニーズの風間さん」や「サバンナの高橋さん」なども TVで修行の様子を紹介していたため ご覧になった方もいるのではないでしょうか。
それでは 話を戻して...
プラチナメンバーになると 晴れてSFCを申し込むことができます。
「修行」と呼ばれるのも納得かも!!
ということで 次からは 実際のPP計算方法を見ていきましょう。
「プレミアムポイント(PP)」の計算方法
PP計算は 理解するのに少しハードルが高くなりますが...
ここを攻略できれば ルートの組み立てもスムーズになります。
ここは 少しだけ頑張ってついてきてください!!
それでは 実際のPP計算方法を見ていきましょう。
先ほどお伝えした通り PPとは 飛行距離+αにより算定される ANA独自のポイントであり 計算方法はこちらです。
次からは それぞれについて 内容を理解していきましょう。
区間基本マイレージ
区間基本マイレージとは ANAまたはスターアライアンス加盟航空会社が決めた 搭乗区間ごとのマイル数です。
こちらに関しては「マイル」という聞きなれた言葉でもあるため イメージがしやすいかと思います。
参考までに 各路線のマイル数は 以下の通りです。
各路線のマイル数
- 東京-沖縄: 984
- 沖縄-新千歳: 1,397
- 東京-ハワイ: 3,831
その他の路線における区間基本マイレージは こちらで確認できます。
ANA国内線のマイレージチャートfa-external-link
ANA国際線のマイレージチャートfa-external-link
予約クラス・運賃種別ごとの積算率
積算率とは 予約クラスや運賃種別により算定されます。
予約クラス・運賃種別のグレードが高いほど 積算率は良くなります。
積算率は 区間基本マイレージ(距離)と掛け算することになります。
このため 距離が長くても 積算率が低い場合は 獲得できるPPは少なくなります。
ちなみに 国内線エコノミークラスでも
運賃クラスによる積算率
- 普通運賃: 積算率100%
- 格安パックツアー: 積算率30%
という違いが出てきます。
このため リーズナブルに修行を行いたい方は 積算率の「コスパの良さ」が とても大切になります。
「コスパの良さ」を踏まえて SFC修行で多く利用されるも 「予約クラス/運賃種別」は 以下となります。
- 国内線の場合: ANA SUPER VALUE 75
積算率=75% - 国際線の場合: プレミアムエコノミー Eクラス
積算率=100%
路線倍率
路線倍率とは 離着陸する空港のエリアや運行会社により変わる倍率です。
- 国内線: 2倍
- ANA運行の日本発着国際線(オセアニア/アジア): 1.5倍
- その他のANA運行国際線/スターアライアンス加盟航空会社の路線: 1倍
PP計算のために押さえておきたいポイントは
- 国内線: 路線倍率2倍と最も高くなるが 国際線と比べると飛行距離は短い
- オセアニア/アジア路線: 飛行距離はそこそこで 路線倍率1.5倍
- その他の国際線(欧米路線など): 飛行距離は長くなるが 路線倍率1倍
上記となります。
そうすると オセアニア/アジア路線は 予約時期によってリーズナブルなものもあるため 少ない回数でPPを多めに獲得したい(=SFC修行に多くの日数をかけられない)方には 狙い目のルートと言えそうです。
搭乗ポイント
搭乗ポイントとは 搭乗クラスや利用運賃により追加でもらえるポイントです。
運賃が高いクラスだと400ポイント その次が200ポイント その他は0ポイントとなります。
しかし こちらに関しては PPを貯める上で大きなポイント数とはなりません。
このため 搭乗ポイントよりも その他の要素を重視して SFC修行のルートを組むようにしましょう。
具体的な路線で プレミアムポイント(PP)を計算しよう
国内線: 東京-那覇のプレミアムポイント(PP)
まずは 国内線の中でも SFC修行で人気の路線 東京-沖縄(那覇)でPP計算をしてみましょう。
ANA SUPER VALUE 75(運賃種別7=積算率75%)で搭乗した場合の獲得PPは 以下になります。
東京-沖縄(那覇)の場合(ANA SUPER VALUE 75を利用)
- 区間基本マイレージ: 984マイル
- 予約・運賃別積算率: 75%
- 路線倍率: 2倍
- 搭乗ポイント: 0ポイント
上記の条件を計算式に当てはめると...
984マイル×75%×2倍+0=1,476PP になります。
国際線: 東京-クアラルンプールのプレミアムポイント(PP)
次は 国際線を利用した場合でPP計算をしてみましょう。
東京-クアラルンプールをプレミアムエコノミー Eクラスで搭乗した場合の獲得PPは 以下になります。
東京-クアラルンプールの場合(プレミアムエコノミー Eクラスを利用)
- 区間基本マイレージ: 3,338マイル
- 予約・運賃別積算率: 100%
- 路線倍率: 1.5倍
- 搭乗ポイント: 400
上記の条件を計算式に当てはめると...
3,338×100%×1.5倍+400=5,407PPになります。
ANAのHPでもプレミアムポイント(PP)計算ができる!!
ここまで PPの計算方法を解説してきましたが...
実は ANAのHPでもPP計算をすることができます。
せっかくここまで計算頑張ったのに...
PP計算ページはこちら: ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーションfa-external-link
「プレミアムポイント(PP)」を貯める方法
前述した通り 獲得できるPPは 上記の計算式で求められます。
この重要な「掛け算部分」とは
- 区間基本マイレージ
- 予約クラス・運賃種別毎の積算率
- 路線倍率
この数値が高い路線/運賃で搭乗することで 効率的にPPを獲得することができます。
ここまでで 皆さんも PPについて整理できてきたでしょうか。
それでは 続いては とても大切な費用について。
「実際に SFCを取得する(50,000PP以上獲得)には どれくらいの費用がかかるのか?」という部分を見ていきましょう。
実際に SFC取得(50,000PP以上獲得)にかかる費用
ここからは 実際に SFCを取得(50,000PP以上獲得)するには どれぐらいの費用がかかるのか?という点をまとめていきます。
私もとても気になります!!
まず 結論からお伝えすると...
航空券代(航空券+各種税金+燃油サーチャージ)のみで 500,000円前後
と言われています。
この根拠として SFC修行をされた諸先輩方のブログでは
1PPを獲得するのにかかる費用=10円前後
→50,000PP×10円=500,000円が必要となります
(ここでは 航空券代(航空券+各種税金+サーチャージ)のみの試算です)
ちなみに 1PPあたりにかかる費用を「PP単価」と呼びます。
SFC修行をするにあたっては
- できるだけPP単価を抑えたい(=PP単価重視)
- PP単価は高くなっても 少ない回数で済ませたい(=効率重視)
- せっかくだから PP単価は気にせず 観光も楽しみたい(=観光重視)
など それぞれの費用や時間の自由度に合わせて「SFC修行のスタイル」を決めた上で ルートを検討する必要があります。
とはいえ わが家は「貯めたマイルは 海外特典航空券に利用する!!」をポリシーとしているので 普通に運賃を支払って SFC修行しました(笑)
そうなると「家計にかかる負担をできるだけ小さくするために いかにPP単価を抑えたルートを作成するか」ここが重要になります!!
そこで 次回の記事では PP単価を抑える方法+わが家の快適SFC修行ルートをご紹介します。
参考文献
わが家は SFC修行に向けて こちらのガイドブックを参考にしました。
同じく ANA(全日空)上級会員を目指す方は 理解が深まると思います。
「JAL(日本航空)の上級会員はどうなの??」という方は こちらをどうぞ。
まとめ: SFC取得には それなりのフライトと資金が必要
今回は SFC修業編 その②として SFC(スーパーフライヤーズカード)の取得方法や実際にかかる費用についてご紹介しました。
SFC(スーパーフライヤーズカード)を手に入れる方法とは...
ANAやANAが加盟しているスターアライアンス系列の飛行機に乗り
- ANA ミリオンマイラーになる
- ANA プラチナメンバー以上になる
上記のどちらかを達成する必要がありました。
SFC取得に必要な「プレミアムポイント(PP)」の基礎知識とは...
SFC取得にかかる費用とは...
→50,000PP×10円=500,000円が必要
SFCの魅力については こちらの記事でご紹介しています。
そして 次回の記事では SFC修行編 その③として「2021年 ANAプレミアムポイント(PP)単価を抑えるルートや方法とはfa-external-link」をご紹介します。
\ その他 SFC修行の記事はこちら /
それでは 本日もお付き合いただき ありがとうございました。
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