この記事の目次
はじめに
ここのところ 少しご無沙汰になっていた"旅の準備"
"よし まとめよう!"と思わないと手がつけられない私ですが 年始に世界一周に出発される方もきっとたくさんいるのではないかと ようやく再び動き始めました。きっと どこかにニーズがあることを願って(笑)
そこで 今回の旅の準備からは 私たちが実際に旅に持って行ったもの 途中で買い足したものや これは役に立った! これは使わなかった... というものなど 持ち物全般についてまとめていきたいと思います。
まずは 旅の基本道具の1つ 世界一周に持っていく靴について(本当は持ち物全般で1度にだだーっとUPできると良かったのですが...まとめきれないと思ったため小出しで失礼します(汗))。
靴選びで 旅の快適さと自由度は大きく変わる!...かなと思うので(急に弱気(笑)) 1つのケースとして 参考にしていただけると嬉しいです。
世界一周の靴の選び方
世界一周の靴を選ぶ際に 気にするべきポイントは"耐久性があるか"ということ。
旅の間に何らかの損傷が生じた場合 なかなか修理に出すことができず 代わりの物を購入するとしても 履き心地が悪くなってしまったり ほどなくして壊れてしまった...なんてこともあり クオリティーはまちまち。このため メインとなる靴 サブとなるサンダルともに これはとても大切なポイントになります。
この他にも 大切にしたいポイントはいくつかありますが 私たちは"快適に履けるか また履いていない時は持ち運びが苦にならないか"ということに重点を置きました。
それぞれの旅のスタイルによって 大切にしたいポイントは変わってきます。例えば "ハードなトレッキングにも対応できる"だったり "雨が降った時でも履くことができる"だったり...
このため まずは"自分がどんなスタイルの旅をする予定で どんな場所で過ごすことが多いだろう"と 実際にイメージしてみることから始めてみましょう。
メインの靴選びについて
世界一周の靴選びで まず遭遇する問題といえば "トレッキングシューズにするか スニーカーにするか"ということかもしれません。
私たちも "どうしようかな...?"と思っていました。それというのも もともと山登りが趣味だったこともあり 2人とも履きなれたトレッキングシューズは持っていたのです。
でも 普段トレッキングシューズとの距離感が近い分 知ってもいたのです。
それがけっこうな重さだということを...
いざ 世界一周の間に持って歩くと考えると どうしても重さが気になってしまう。では 普段トレッキングシューズを履いて移動するようにしたら良いかな?とも思ったけれど...もともと タウンユース仕様ではないトレッキングシューズ。山では威力を発揮するものの 普通の道だとちょっと疲れてしまうのが残念なところ。
世界一周中 実際にトレッキングをしているのは 全日程の中で何%ぐらいだろう...なんて想像してみたところ 数%程度な気がする。それなら 普段の移動や街歩きを快適にできる方を選択しようということとなり 旅のお供はスニーカーにすることにしました。
ここで "しっかりトレッキングがしたい!"と思っている方の場合は もちろんトレッキングシューズをおすすめしますが...私たちはそこまでハードなトレッキングをしていないため スニーカーにして良かったと感じました。
では 次は そんな私たちのおすすめスニーカーのご紹介。
おすすめその① newbalance(ニューバランス) M1400
1994年に発売されて以降 安定した人気を誇るM1400。
私たちは2人とも newbalanceのスニーカーをメインの靴として持って行ったのですが 旦那さん: M577 私: M1400とモデルが異なるスニーカーだったのです。
そして 帰国後 久しぶりに自分のM1400を履いた旦那さんがひと言。
「なにこれ こんなに履きやすかったっけ??」
そうなんです。
履きやすいんです M1400。
旦那さん曰く 普通のスニーカーでランニングしていた旦那さんが 初めてランニングシューズに履き替えてランニングした時くらいのびっくり具合(履き心地の違い)だったそう。
いろいろな種類のあるnewbalanceのスニーカーの中でも 価格が20,000円以上するモデルのため ちょっと躊躇してしまうけれど...その履き心地に加えて シンプルなデザインなのも◯
幅もやや広めの作りなので 普段から足元がソフトにホールドされている心地良さで 厚手の靴下を履いた場合でも 窮屈な感じもせずに対応可能。
お手入れに関しては 出国時に防水スプレーをして行っただけでしたが 泥水などで汚れた場合は ①外に干して汚れを乾かす ②使い古した歯ブラシで スウェードのアッパー部分を目の流れに逆らってブラッシング ③目に沿ってブラッシングするだけで汚れも目立たなくなるため 思った以上にお手入れも簡単。
newbalanceの靴の中で 直営店でのリペアサービスを受けることができるモデルは限られます。しかし M1400であればリペアサービスの対象モデルのため 帰国後にソール交換などのメンテナンスをして 世界一周のことを思い出しながらタウンユースするのも楽しいかと思います。
そんな私も 現在世界一周のM1400を愛用中♡
この他にも さまざまなモデルがあるnewbalance。いろいろと見てみて ご自身に合った1足を探すのも楽しいかもしれません。ただし その際は モデルによって履き心地や機能は異なるので お店で相談したり 履き比べてみることをおすすめします。
サンダル選びについて
サンダルについては 飛行機や長距離バスの中などでのリラックス用や ビーチで遊ぶ時用だけに用途に限定すると 極論ビーチサンダルでも良いのですが...使用できるシチュエーションの幅広さや バックパックなどの荷物を背負ってもグリップ力があり 安全に歩けるという点を考慮すると アウトドア系の高機能なものがおすすめ。
私たちは 雨が降っている時などにも すぐ乾くようにサンダルを履いていたため(というか ほとんどサンダルを履いていた気が(笑)) 靴に防水機能(GORETEX(ゴアテックス)など)も求めずに済みました。
おすすめその① Chaco(チャコ) Z1
画像出典: Chaco(チャコ)公式ブランドサイト by エイアンドエフ
私たちは Chacoというブランドのサンダルを持って行きました。
アウトドア系サンダルといえば ChacoとTevaで迷われる方もいるのではないかと思うのですが 使用してみると "丈夫さを目指すならChaco" "軽量化を目指すならTeva"という感じかなと思います。
ストラップ部分が Tevaのようにマジックテープではなく バックルタイプになっているためホールド力の調節とキープもしやすいという点もポイントとなり Chacoを選ぶことにしました。
NAVERまとめさんのこちらの比較記事も分かりやすかったです↓
Chacoのサンダルにはいくつかモデルがありますが 私たちが選んだのはZ1。
Z1を選んだポイントは 親指にストラップがかからないため 靴下と合わせやすいところ。このため 暑い場所では素足で 肌寒い場所では厚めの靴下に合わせて...という風にして ほとんどの場所で履くことができました。このため 私たちのメインの靴はChacoだったと言っても良いくらい。
ホールド力を考えるとZ2(親指にストラップが掛かるタイプ)になるかと思いますが Z1もストラップ部分を全て調節できる(どのストラップもソールの中で1本に繋がっているため 1箇所を引っ張ればフィットさせることができる)ため ホールド力の弱さを感じることはありませんでした。
Chacoのおすすめポイント
その① 使用できるシチュエーションの幅広さ
Chacoのサンダルは Vibram(ビブラム)ソールを使っているのでグリップが良く 簡単なトレッキングであれば可能であるとともに 乾きも良いため水系のアクティビティやビーチでも活用しやすい。このため 1足でさまざまな場所や環境に対応することができる 頼もしい存在でした。
2017.01.19 追記
現在発売中のZ1クラシックモデルは ソールがVibram社製のものからChacoオリジナルのもの(CHACOGRIP)に変更になっています。Chaco HPによると こちらの方がグリップ力や駆動力が向上しているとのことですが こちらに関してはまだ使用していないため未確認です。
このため もし従来のVibram社製のソールを使用したい場合は Z1プロモデル(クラシックモデルに+500円)を選ばれると良いかと思います。
その② 作りが丈夫であること
Chacoのサンダルはストラップが丈夫なので 世界一周をしていた1年半 ほぼ毎日使用していましたが 所々ストラップの表面の生地が擦れて中の紐が見えてきた程度で 切れることもありませんでした。また Vibramソールが丈夫なため ソールがすり減りにくいのも嬉しい。ソールがすり減りにくい=グリップ力をキープできるということにもつながります。
そして 何と言っても Chacoは洗濯機で洗えるんです! メーカー公認のこの技は 造りに自信がないとOKが出ないと思います(笑) 長期の旅だと徐々に汚れてくるので これは意外にありがたいです。
その③ 持ち運びがしやすい
Chacoのサンダルはストラップ部分の形状が固定されていないので ストラップ部分をくしゃっとさせて持ち歩くことができます。このため 機能系サンダルにしては小さくまとまり バックパックに入れた場合も そこまで容量を取られることがありません。
Chacoのマイナスポイント
その① 重さがやや重い
Chacoのサンダルは "サンダルにしては重い..."と感じる重さ(両足で850g程度)。このため 少し重いことがネックかなとは思うのですが...歩き始めてみると この重みが安定感となり 足を運びやすい(歩きやすい)ように感じるから不思議。
そして 世界一周中はほとんどこのサンダルを履いて移動していたこともあり 重さに関してはそこまで気になることはありませんでした。
おすすめその② KEEN(キーン) NEWPORT H2
chacoの前に使っていて お気に入りだったのがKEEN(キーン)というブランド。
いつまででも どこまででも履いていられそうな履きごこちの良さに加え つま先部分も覆われるデザインは アウトドアでもつま先を守ってくれるため 思わぬ怪我を予防してくれる効果も◯
NEWPORT H2はアッパー部分の耐久性に優れていながら 水を吸収しにくい素材が使用されているのも嬉しい。
それでも 布の面積が大きい分 乾きはchacoのほうが早いかな...でも 軽さはKEENの方が軽いかな...という感じ。最後まで "どちらにしようかな..."と悩むことになった chacoとKEEN。何を優先するかで どちらを選ぶかが変わってきそうな感じです。
防災王さんのこちらの記事も分かりやすかったです↓
最後に
世界一周や長期旅行の靴探し。
いろいろと考え始めると なかなか難しくなってしまうかもしれませんが 自分の旅のスタイルと相談しながら お気に入りの1足に出会えますように。
それでは 次回の旅の準備は これまた旅の基本道具の1つ バックパックについて。バックパックが良いのか それともコロコロが良いのか はたまたコロコロ+バックパック型が良いのか などなど...振り返ってみたいと思います。
本日もお付き合いいただき ありがとうございました。