2015年2月 100チリペソ≒19円
はじめに
南北に細長いチリ共和国。
私たちは 首都サンティエゴから 2月中旬のウユニ塩湖に向かうため ボリビアを目指し北上することに。その途中 ラセレナとアリカへ寄り道しました。
ラセレナでは ピスコ工場を見学し地酒ピスコを飲むために。また アリカでは新鮮な魚介を食べるために。アリカはチリ北部の港町。その後のルートでは アンデス山脈に入っていく予定だったため しばらく魚介を食すことがなくなる...これが最後の機会。
今回は そんなラセレナとアリカでのリーズナブルな宿のご紹介です。
ラセレナでの様子はこちら↓
アリカでの様子はこちら↓
ラセレナの宿のご紹介
施設の概要
【宿名】Andes hostal Serena
【評価】
1.設備:★★☆☆☆
2.清潔さ:★★★☆☆
3.ロケーション:★★★☆☆
4.スタッフ:★★★★☆
5.コストパフォーマンス:★★☆☆☆
総合得点14/25点
【住所】Vicuña 431, La Serena, Región de Coquimbo,Chile
【宿泊日】2015.2.2-6(4泊)
【料金】7,000チリペソ(1,330円)/1ベッド(6人ドミトリー)/1泊
【予約方法】ウォークイン
Booking.comでの空室確認はこちら
Agodaでの空室確認はこちら
【設備】
WIFI |
◯ |
洗濯機 |
◯ |
シャワー |
◯共用 |
乾燥機 |
◯ |
冷蔵庫 |
◯共用 |
ランドリー サービス |
不明 |
エアコン |
不明 |
荷物預かり |
◯ |
キッチン |
◯共用 |
その他 |
共用テレビ ベッドそれぞれにコンセント◯ 朝食付き |
宿の地図はこちら↓
室内の様子
申し訳ございませんが こちらは宿の写真が少ないので 参考程度のご紹介です。
まずは 共用キッチン。2組が料理をすると 人でいっぱいになってしまうほどの広さです。キッチン用品などは一通り揃っており 簡単な調理は可能です。
インスタントラーメンに炒めトマトを乗せたトマトラーメン。ささっと作れて美味しい一品です。ビールはチリの大衆ビール「CRISTAL(クリスタル)」「 Escudo(エスクード)」。酒税の安いチリでは 1LあたりCRISTALは200円 Escudoは140円程度で飲めちゃいます。ビール好きな僕たちにとって とっても助かりました。
補足情報
まずは 良いところ
魚市場や飲食店に近い
宿の数件隣が魚市場です。また 徒歩3分程度のところに大型スーパーがあり 買い物が楽にできます。大型スーパーの近くには飲食店も多くあり 食事も宿の近くで済ませることもできます。
オーナーがフレンドリー
男性のオーナーはフレンドリーで 何かと声をかけていただきました。共同リビングにはダーツが常設されており 一緒に遊ぶこともありました。女性オーナーは英語が話せたため とても助かりました。当時の僕たちは 南米について1週間も経っていない頃。スペイン語のシャワーを浴びて過ごしていましたが 全然上達しないスペイン語。久々に使えた英語は 話せないなりにでも 言いたいことが伝わった時の喜びは感無量でした。
ラセレナ市内の宿では宿泊費が安い
コスパ評価は2つ★ですが ラセレナ市内の宿の中ではとってもリーズナブルな宿だと思います。こちらの宿の他にも数件の宿を訪ね価格を調査しましたが 他の宿はどこも10,000チリペソ(1,900円)/1人程度の価格帯。7,000チリペソ(1,330円)/1人で宿泊できるのはこちらだけ。
2015年2月当時のリサーチなので現在は変わっている可能性がありますが リーズナブルな宿をお求めでしたらお勧めだと思います。
でも それだけじゃありません 気になるところ
夜間のチェックインが多い
宿泊した部屋は6人ドミトリーでした。妻は初めてのドミトリー。それに加え 夜間のチェックインが立て込んでおり 朝は寝不足という状態が数日続きました。きっとバスの発着が夜に集中しているものだと思われるのですが 正直堪えました。また 6人ドミトリーの部屋ですが 部屋が小さいため 6人入るとスペースが狭く感じました。
バスターミナルから遠い
バスターミナルからは 徒歩15-20分程度かかります。その代わり セントロ(町の中心地)には近いため 徒歩でラセレナの街を観光できます。
アリカの宿のご紹介
施設の概要
【宿名】Hotel Lynch
【評価】
1.設備:★★☆☆☆
2.清潔さ:★★★☆☆
3.ロケーション:★★★☆☆
4.スタッフ:★★★☆☆
5.コストパフォーマンス:★★★☆☆
総合得点14/25点
【住所】Patricio Lynch 589, Arica 1000503, Chile
【宿泊日】2015.2.7-9
【料金】14,500チリペソ(2,755円)/ダブルルーム/1泊
【予約方法】ウォークイン
Booking.comでの空室確認はこちら
【設備】
WIFI |
◯ |
洗濯機 |
× |
シャワー |
◯共用 水圧good |
乾燥機 |
× |
冷蔵庫 |
× |
ランドリー サービス |
不明 |
エアコン |
不明 |
荷物預かり |
不明 |
キッチン |
× |
その他 |
タオル
石鹸 コップ 皿 |
宿の地図はこちら↓
室内の様子
室内の様子です。綺麗にベッドメイキングされていました。
タオルや石鹸など。必要最低限のアメニティーは揃っていました。
椅子と机が備わっている部屋でした。Wifiもつながりが良く 不備なく使用できたので ノマドの方も利用できるかと。
部屋の作りはとってもシンプルでした。
キッチンが備わってなかったため スーパーでお惣菜とビールを購入。ハムとお豆の煮物 ビールでゆっくり過ごしました。
補足情報
まずは 良いところ
温水シャワーの出が良い
前回のラセレナの宿は 隣で他の宿泊客が使うと水圧が弱くなるのですが ここではそのようなことはありませんでした。水圧は強く温水もしっかりです。久しぶりに気持ち良いシャワーを浴びれたという感覚になりました。
スーパーが近い
こちらの宿も 宿近くに大型スーパーが2店舗あり 食材の買い出しなどに困ることがありませんでした。また 隣には酒屋さんがあり お酒の調達も容易にできます。
南米などの治安が不安な場所では 人通りが多い場所か 徒歩数分で食材を手に入れられる場所に宿を確保するように心がけていました。
家族連れが多い
宿泊者は大人なカップルや家族連れが多く 落ち着いた雰囲気でした。お子さんがいても はしゃぐわけではなく 楽しく一緒に遊べる方たちばかり。若者が多く騒がしい宿よりも快適に過ごせたかと思います。
でも それだけじゃありません 気になるところ
バスターミナルから遠い
アリカの宿も バスターミナルから30分程度歩きました。宿は観光がしやすいようにセントロ(町の中心地)に取るようにしていたのですが この辺りの町はセントロとバスターミナルが離れていることが多く 徒歩での移動が大変でした。タクシーを使っても値段は高くないと思いますが その当時は タクシー強盗や慣れないスペイン語で目的地を伝えるよりも 自分の足で歩いた方が確実かと思い 徒歩30分程度は歩いていました。
入り口に管理人がいるも エントランスの施錠はなし
メイン玄関の施錠 これも南米では大事かと。宿の入り口に簡素なレセプションがあり そこを通らないと客室へは行けない仕組みになっていました。しかし エントランスの施錠がないため 受付の人がトイレに行っている時間帯などは エントランスを素通りして宿内部へ入ることが可能です。また 部屋の窓の鍵が簡易的だったため 少々不安がありました。
結果的には盗難など無かったのですが セキュリティー面で少し不安が残る宿でした。
最後に
今回は ラセレナとアリカの宿をご紹介しました。短期旅行の場合はきっと行くことのない場所だと思いますし 長期旅行の方でも立ち寄ることがあまりなさそうな こちらの2都市。大きな魅力はないかもしれませんが チリの人々の日常を垣間見ることができると思います。
宿も可もなく 不可もなく 絶対お勧めする...というほどのレベルではありませんが 僕たちの旅の記録として残します。皆様には その都市の宿代の参考として ご覧いただければと思います。
勝法