こんにちは えだ旅(@edatabi_jp)です。
アメリカの大自然が広がるエリア グランドサークル。そこは絶景の宝庫であり 554日かけて回った世界一周の旅の中でも 感動的な景色を数多く体感することができた場所でした。
そこで 今回は おすすめスポット目白押しの 「グランドサークルの旅 総集編」 です。
10日間 レンタカーにテントを積んで回った グランドサークル。この記事では そんな
「これを読んだら もう準備はOK!」とまではいかないかもしれませんが(笑) 皆さんのグランドサークルの旅のご参考になれば嬉しいです。
この記事の目次
グランドサークル レンタカーで旅をはじめる準備
準備編 その① グランドサークルって何?どうやって旅するの?
まずは 準備編として "グランドサークルとはどんなところ!?" "何があるの??" "実際に どうやって回るの??"など これからグランドサークルを回ってみたいと考えている方への基本情報やルートの組み立て方について まとめてみました。
また "できればリーズナブルに旅がしたい"
そんな僕たちのようなバックパッカースタイルの旅をしている方に役立つ 国立公園を数ケ所回る際に入園料をお得にする方法などもご紹介しています。
準備編 その② かかった費用は? キャンプ道具の準備はどうした?
次に気になるのが "実際にどれぐらいの費用がかかるの?"というところ。
そこで こちらの記事では 実際に僕たちが回ったルートの詳細や10日間のレンタカーでの旅でかかった費用などについて まとめてみました。
ここで驚いたのが アメリカのキャンプ用品のリーズナブルさ。
きっと 記事を読んだ後には レンタカーでの旅が少しだけ身近に感じられるのではないでしょうか。
僕たちが回ったグランドサークルの旅ルートはこちら↓
グランドサークル おすすめ絶景スポットとキャンプ場情報
準備が整ったら 次はいよいよ出かけてみましょう。
それぞれに特色があり 違った魅力で楽しませてくれる グランドサークル内の各種公園や観光スポット。どこもとてもフォトジェニックで このスケールの大きさを感じられるのは海外ならではだと 何度も思ったことでした。
そこで ここからは 実際に僕たちが回ったおすすめ絶景スポットについて その場所ごとにお届けしていきます。
それぞれの場所に関する基本情報や行き方 近隣のキャンプ場情報についてもまとめているので 情報収集に役立てていただけると幸いです。
The Wave(ザ ウェーブ)
まずは 波打つ岩の絶景が広がる "The Wave(以下 ザ ウェーブ)"からご紹介です。
こちらの絶景は 日本のメディアでも紹介され 有名になった絶景スポットです。
そんな ザ ウェーブの1番の特徴は 人数制限を設けているところ。その人数制限は なんと1日20名。かなりの制限です。しかし それだけの制限がかかっている場所であるため 貴重な体験となることはもちろん その景観がきちんと保たれていることからも とても人気がある場所です。
ちなみに そんな特別な場所へは 抽選に参加して行くことができます。その抽選場所や抽選方法などは こちらの記事に詳しく記載しています。
興味のある方 強運な方は ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
ザイオン国立公園
続いては 僕たちのグランドサークルの旅で最初に訪れた "ザイオン国立公園"のご紹介です。
日本人には少し馴染みが薄い こちらの国立公園ですが 岩と緑の融合が楽しめる とても素敵な場所です。岩山好きにはたまらない景色が広がっており 妻がグランドサークル内で1番気に入った場所でした。
川や岩道などを生かした各種トレッキングコースも充実しており 身体を動かすのが好きな人にはおすすめです。こちらの記事では トレッキングコースの詳細や実際のトレッキングの様子などをまとめています。
重いバックパックを背負って歩いてはいるけれど たまにはしっかり身体を動かしたい。そんな方にはうってつけの国立公園です。
ブライスキャニオン国立公園
奇岩が立ち並ぶ様子が圧巻のこちらは "ブライスキャニオン国立公園"です。
こちらもザイオン国立公園同様 日本人には少し馴染みが薄い印象がありますが 数え切れないほどの岩の柱の間を歩いていく体験は なかなかできないのではないかと思います。
また ブライスキャニオン国立公園の良さは 絶景スポットへのアクセスが容易な点です。駐車場からすぐにトレッキングルートへアプローチすることができ その場所からそのまま絶景を眺めることができるのです。このため 長い距離を歩くのが苦手な方にもおすすめできる お手軽に絶景を楽しめる国立公園かと思います。
もちろん トレッキングルートもしっかり整えられているため 園内をしっかり歩いて回りたい方の要望にもしっかり答えてくれる。そんな 国立公園です。
アーチーズ国立公園
続いては 天然の岩のアーチが立ち並ぶ "アーチーズ国立公園"のご紹介です。
園内には 風化と侵食によって生まれた天然の岩のアーチが2,000本以上も存在し 現在も侵食により新しいアーチが作られては 古いアーチは風化によって崩れ 無くなってしまっています。このため 日々姿を変えている絶景スポットでもあります。
また インディージョーンズなどの映画の撮影地としても知られ 1つ1つの岩のアーチに歴史を感じては感動し トレッキングも楽しむことができる。僕がグランドサークル内で1番気に入った場所でした。
今あるアーチの中にも あと数年後にはなくなってしまうと言われているものも存在します。
そんな 今しか見られない絶景を探しに 出かけてみてはいかがでしょうか。
モニュメントバレー
次にご紹介するのは ネイティブアメリカンの聖地 "モニュメントバレー"です。
西部劇でもおなじみのモニュメントバレーは ナバホ族(ネイティブアメリカン)の聖地であり ナバホ族の自治エリアとなっています。このため こちらの記事では ナバホ族独自のルールを踏まえた訪問時の注意点や無料で楽しめるおすすめの撮影スポットなどもご紹介しています。
アメリカの原風景を感じさせる場所で 夕焼けに美しく染まっていくビュートや満点の星空を眺める時間。
なんとも贅沢な時間でした。
アンテロープキャニオン
続いては 鉄砲水が作り出した曲線美の芸術 "アンテロープキャニオン"のご紹介です。
アンテロープキャニオンも モニュメントバレー同様にナバホ族の自治エリアとなっており こちらはナバホ族のガイドさんが案内してくれるツアーでのみ入場することができます。このため 自分たちのペースでは見て回れませんが アンテロープキャニオンの歴史やどのようにして作られたのかなどを聞くことができます。
また アンテロープキャニオン内は日陰になっているので 涼しく見て回ることができる 快適な絶景スポットでもありました。
ちなみに アンテロープキャニオンは アッパーアンテロープキャニオンとロウアーアンテロープキャニオンの2つがあります。こちらの記事では 2つの違いや各ツアー代金なども紹介しています。
ホースシューベンド
続いては コロラド川が大きく蛇行し 馬蹄のように見える"ホースシューベンド"のご紹介です。
こちらは グランドサークルの中では珍しい 無料で観光することができる絶景スポットです。これは バックパッカーの僕たちにはとてもありがたく 2人で写真を撮ったりしながら思う存分楽しみました。そこで こちらの記事には 写真撮影のおすすめ時間などもまとめているので 参考になれば嬉しいです。
ちなみに ホースシューベンドを見学する場所はかなりの高所にも関わらず 柵などは全くありません。柵がないことで 景色をダイナミックに楽しむことはできますが 観光にはくれぐれもご注意ください。
グランドキャニオン国立公園
続いては 僕たちが最後に訪れた 憧れの国立公園 "グランドキャニオン国立公園"のご紹介です。
こちらは 説明不要なほどに有名な 世界的な大渓谷。身体全体で地球の大きさを体感できる場所です。
しっかりと整備された園内では さまざまな楽しみ方ができ 日中のトレッキングもおすすめです。しかし 1番おすすめの楽しみ方は 園内に宿泊して 朝日や夕日に染まるグランドキャニオンを楽しむことかと思います。陽の光が大渓谷に降り注ぐ瞬間は 鳥肌ものの感動でした。
なお グランドキャニオン国立公園内のキャンプ場の詳細は こちらの記事にまとめています。設備も整っており 思った以上にリーズナブルに宿泊できますよ。
ルート66(セリグマン)
最後にご紹介するのは オールドアメリカンを感じられる "ルート66"です。
グランドキャニオンからラスベガスへ向かう 中間あたりにある小さな田舎町 セリグマン。そこには 現在は旧道となった アメリカを代表する国道 ルート66が走っていました。
そんな 旧道 ルート66沿いには ルート66に関連したお土産ショップが立ち並び ちょっとした観光名所となっています。グランドサークルを回った後には 小さな田舎町でコーヒーブレイクをしながら お土産物選びなんていかがでしょうか。
思った以上に 気になるルート66グッズがたくさんで バックパッカーの僕たちもついつい物欲が刺激されてしまったのでした(笑)。
まとめ: グランドサークルでアメリカの大自然を満喫してみては
以上 "えだ旅流 10日間に渡る グランドサークルの旅"まとめ でした。
キャンプ道具を持ち レンタカーで回るスタイルの旅は 時間にゆとりがないとなかなか難しいことかもしれません。しかし もしご興味があるのであれば 一生に1度の体験だと思って行ってみる価値はあるかと思います。
そして グランドサークルの画像を何度見返しても 実際に目で見たスケールにはやっぱり到底及びません。このため ぜひとも 写真ではなく 生でグランドサークルを体感していただければなと思います。
今回 グランドサークルの記事をまとめながら いろいろと思い返していると もう1度行きたい場所がたくさんあり アメリカの大自然ってすごいなぁ〜と改めて実感しました。
僕自身も 南米パタゴニアと同様 死ぬまでにもう1度訪れたいと思う場所です。
また オーストラリア東海岸をモーターホーム(キャンピングカー)で縦断した記事もあります。キャンピングカーを利用される方の参考になればと思います。
それでは 本日もお付き合いいただき ありがとうございました。