はじめに
グラナダでは リーズナブルにタパス(おつまみ)付きのバルを満喫した 僕たち。お酒が大好きな僕たちにとって とても居心地の良かったグラナダでしたが 後ろ髪を引かれながら 次の場所を目指すことに。
バスに揺られ 向かったのは バレンシア。
バレンシアオレンジやパエリアが有名な場所です。
ここでの目的は 南米で出会った友人たちと再会をすること。そして 友人たちと "トマティーナ"という トマトを投げつけ合うお祭りに参加することでした。
ということで 今回の旅の日記は 友人との再会やトマティーナも楽しみな 再会の地 バレンシア編です。トマティーナ情報も載せていますので ご興味のある方や今後参加を予定している方の参考になれば嬉しいです。
今までの旅の日記はこちら↓
実際の様子(2015.08.22-28)
08.23
のんびり お散歩の1日。
翌日 新しい滞在先にお引越しをするので 場所を確認しに行ってみると 近くに素敵なメルカド(市場)を見つけて。
このコロン市場は 国家遺産にも登録されている 歴史的な建造物の中にあります。長い間 人々に愛されるメルカドとして活躍しましたが 2003年に補修改修が施され 一転してカフェやバー レストランが立ち並ぶ空間に生まれ変わりました。
業態は変わっても その姿は変わらずに 市民の憩いの場として 今も人々に愛され続けています。
by 江里
中のお店は 1つ1つがメルカドの中のお店とは思えないくらい おしゃれ。
以前滞在したリスボンのメルカドは すべてのお店が同じ色や形で統一されていて すっきりとした印象。このメルカドは どこも違う感じのお店だけど 全体的な統一感はあって。
どちらも素敵 どちらの雰囲気も好き♡
by 江里
その後は 芸術科学都市へ 現代建築を観に行くことに。
芸術科学都市は 旧市街から約2キロのところにあり その敷地は35万㎡にもおよぶ 一大都市。向かっている途中で大きな公園があったりもして のんびり寄り道しながらたどり着きました。
ここには ガウディの再来ともいわれる バレンシア生まれの建築家 サンティアゴ カラトラバの建築群が集まっていて なんだか近未来へタイムスリップしたみたい。
by 江里
散歩がてら 芸術科学都市に行ってきました。
その名の通り 芸術と科学に触れられる地区でして 博物館 水族館 プラネタリウム劇場などなどが点在。そして バレンシアの旧市街から徒歩で30分と近いです。
建築は バレンシア出身の建築家 サンティアゴ カラトラバ。近未来を想像させる建築物の数々 とても良かったです。
スペイン ガウディだけじゃないね〜。
by 勝法
男の子は好きですね。こういうの。
by 勝法
こんな おもしろオブジェも点在しています(笑)。
皆さんも 行かれた際には ぜひおもしろ写真にトライしてみてはいかがでしょうか。
遊歩道になっている庭園には バレンシア産の観葉植物がたくさん。
植物の緑とどこまでも青い空 近未来を感じさせる建築の不思議な一体感がおもしろかったです。
by 江里
08.24
昨日は 新しい滞在先にお引越しの日。
トマティーナに向けて この旅で知り合った友人達が集まってくるので 少し広めのアパートメントでみんなで暮らすことに。
お引越しが終わった後は 最初に集まった友人と 3人でバルで乾杯。
このバルが入っている中央市場は "ヨーロッパNo.1の市場"と謳われることもある市場。中央市場の中でも人気の"セントラルバル"は ミシュランのシェフがプロデュースするお店で お店の前にはお客さんがたくさん。
でも 気軽に立ち飲みができるスタイルなので 気負わずにお邪魔できるのがバルのいいところ♡
by 江里
始めに出てきた 無料タパスのオリーブ サーディンとトロピカルフルーツのセビッチェ。
バレンシアでは無料タパスが付くことが少なくなり 付いてもオリーブなど簡単なものになりました。無料タパスで飲み歩いていた グラナダがなつかしい。
サーディンは斬新な組み合わせかと思いきや トロピカルフルーツでマイルドな甘みが少し加わって 酸味とのバランスがちょうど良くておいしかった♡
by 江里
バルの後は アパートメントに帰って また乾杯。
お酒が入って楽しくなっている頃に 友人が撮ってくれた1枚。2人とも すごく楽しそう。たまに 自分たち以外の人に写真を撮ってもらうと いつもと違う雰囲気が垣間見えるから新鮮。
結局 この後 お昼から夜中まで飲んでしまいました。
そんなわけで 6人暮らし 始めました。
by 江里
08.25
明日の準備を 夜な夜なと。
これで参上します!
by 勝法
明日のトマティーナに向けて 晩ごはんが終わったら お絵描きTシャツ作りタイム。みんな それぞれの個性が出ていて 見ていてなんだかおもしろくて。
私は この旅が始まる前から着ている 白いJAMES PERSEをベースにすることに。白い服は いつお洗濯かできるか分からない長旅には 残念ながら不向きみたい。
明日活躍してもらったら 潔くお別れすることになりそうです。
by 江里
お酒を飲んだり おしゃべりをしながら準備をしているうちに いつの間にか夜の1時過ぎに。そろそろ眠ることにして 体調万全でトマティーナに向かいたいと思います。
楽しみ...♡
by 江里
08.26
美女たちを引き連れて 行ってきました 2015 La Tomatina。
噂通り いや 噂以上のクレージーな祭!!
ありゃ〜 当分いいや(笑)。
写真は まだ元気な頃。
by 勝法
今日 トマティーナに参加してきました。
トマティーナのチケットとリボンを交換したら 入場準備は完了。ここから クレイジーなトマトパーティーの始まり♡
by 江里
前日夜から作ったTシャツを着て みんなでトマティーナに参加。
朝ごはんも食べられずに会場に向かったら 無料でフォカッチャみたいなパンを配ってくれている人がいたりして。お腹がペコペコな胃に 染みていきます...
by 江里
そして まずは 景気付けのビール!!
トマティーナの終わり頃の様子。
途中の様子は エキサイトしていて撮れず...トラックがまいていったトマトで 道中がトマトまみれ。もっと 前線に行ったらよかったなぁ...と思いつつ 少し後ろでも 1回参加したら十分満足でした。
途中から 旦那さんが少し映っています。
来年は...もういいかな(笑)♡
by 江里
トマティーナの様子。
by 勝法
戦い後のひと段落。
by 勝法
戦い後は 地元の人が 親切にも洗浄してくれます。が このお姉ちゃんは テキトーでした。
by 勝法
トマティーナはとても人気のあるイベントのため チケットや滞在場所の手配など 早めの準備がおすすめです。実際に参加した体験を踏まえて ポイントをまとめてみましたので ご興味のある方はぜひご覧ください。
アパートメントにて。弥生美容師のカット会開始。
ちなみに 彼女は美容師ではありません...
by 江里
こんなことをしながら ビールとワインばかり飲む毎日。
楽し過ぎた6人暮らしも 明日でおしまい。
なんだかさみしいな。
今晩は飲み明かさないと!と ひそかに思う午後。
明日には モロッコに向けて出発します。
by 江里
結局 まさかの全員のカットが終わったら パエリアでお疲れさま会のはじまり。大人数だと いろんな種類のパエリアが頼めるから なんだかお得な気分♡
by 江里
バレンシアは パエリア発祥の地。
パエリアの種類もたくさんで "これが ほんとのパエリアか!"と 目からウロコが落ちるくらい濃厚なお出汁の味で おいしかった♡
by 江里
08.28
バレンシア最終日。
世界を旅する @yodamoe 夫妻と合流。昼からビールを頂きました。
カンクンで知り合ったお洒落夫妻は ヨーロッパに来て 磨きがかかっておりました。
ガーサス。
by 勝法
バレンシア最後の日は カンクンでお世話になった 同じく世界一周中の素敵ご夫妻と 久しぶりの再会。バルで近況を聞きながら 楽しく過ごして。
あいかわらず仲良しで キラキラした2人。
短い時間だったけれど たくさんの笑顔と元気をもらいました。
by 江里
また 地球の何処かで!
あわよくば フランスあたりで再会できるのを楽しみにしてます!
再会も 旅の醍醐味!
by 勝法
トマト祭を終え それぞれの旅に戻っていく 彼女ら。それぞれが 各々で 世界一周している。また 地球の何処かで逢えたらいいね!って 別れました。
二十歳前後に考えていた 地球を遊び場にしちゃお計画。
きっと こんな感じなんだろうな。
あ 南米で大人気のヤマナ族も ヨーロッパでは ちと寂しそうでした。
by 勝法
そして 楽し過ぎた 6人暮らしもおしまい。
別れてその場を立ち去って行くみんなを見ながら "たくましいなぁ..."と 少し感慨深くなる。30代後半の涙腺がゆるめな 私なのでした。
バレンシアは 再会がたくさんで しあわせな毎日でした。また どこかで みんなに会えるといいな。
by 江里
最後に
バレンシアでは1週間 友人たちとの再会を楽しみました。
世界のどこかで 事前に予定を立てて待ち合わせたり 偶然近くにいそうだったら待ち合わせてみたり。そういう経験ができるのは 世界一周ならではと言えるのではないでしょうか。
時間があることはもちろんのこと 知らない土地を地図とつたない外国語で歩いていく。そんな経験を重ねてきた分 この頃にはすっかりみんなフットワークが軽くなっていたことを思い出します。"次 この国に行く予定なんだけど その頃どの辺の国にいる?"なんていう連絡で ルートも変えてみたりして。
世界のどこかで待ち合わせをするのって 楽しいですよね。異国での待ち合わせという 普段の生活とは全く違うシチュエーションも より楽しさを増すのかもしれません。
そして 勢いで参戦した トマティーナ。
世界一周の中でも かなりクレイジーなお祭りでした。もう一度参戦できるとしても 丁重にお断りするレベル(笑)。
楽しかったのですが 人生で1度きりで良い。
良い意味で そう思わせてくれる 潔いお祭りです(笑)。
もし ご興味がありましたら 1度は参戦してみても良いかと思います。
それでは 次回の旅の日記は 初めてのアフリカ大陸。思わず写真を撮りたくなる モロッコの蒼い町 シャウエン編をお届けします。
勝法 江里
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