はじめに
メキシコのカンクンから飛行機に乗り 次に訪れたのは カリブ海で1番大きな島国。えだ旅13カ国目となる キューバでした。
革命戦争後から 社会主義の国として歩んでいる国 キューバ。日本からは距離があり 未だにWi-Fiなどの通信網も整っていないため 入ってくる情報も多くはなかったため どんな国かがなかなかイメージできなかったけれど...
旅で出会う 何人もの旅人さんから"今のうち(アメリカとの国交が正常化して間もないうちに)に 行っておいた方が良い"と言われ続けたキューバ。
ハマる人とハマらない人。
どちらかに分かれるとも言われる キューバ。
そんなキューバですが はたして 私たちはハマったのでしょうか?
今までの旅の日記はこちら↓
実際の様子(2015.06.04-11)
キューバでは Wi-Fi環境が整っていなかったため タイムリーにInstagram(インスタグラム)の更新ができませんでした。このため 詳細な日にちが不明なため キューバ編のみ訪問地域別にまとめての"旅の日記"になります。
"これから キューバに飛びますよ✈︎"
そんな やる気がみなぎる 出発前の様子(カンクン空港にて)。
06.04-08 Havana
6/4から6/18まで 15日間 キューバに行ってきました。先ほど メキシコ カンクンに戻ってきたのですが キューバ楽しかったです。
1959年のカストロや チェゲバラによる革命戦争後 社会主義国として歩み出し 経済制裁を受けながら成長してきた キューバ。
物がない 電波がない お金がないと言われている キューバ。
行ってみて オールドカーあり 透き通る海と青い空あり。陽気な国民と ラム酒とサルサダンスありと むちゃくちゃ楽しかったです。
まずは オールドカー。
50年代 アメリカのクラシックカーと スペイン コロニアル時代の建物とが 絶妙な調和で共存しておりました。
ほんと かっこいい。
これを見に行くだけでも キューバに来てよかったと思いました。
by 勝法
ソ連の崩壊や アメリカの経済制裁を受け 一時はどん底とも言える状況でしたが 今はその後力を注いだ観光業が大きく成長し 比較的治安が良い国として知られるまでに。
かつて 奴隷売買でさまざまな国の人が連れて来られた歴史もあることから 街を歩く人たちの肌の色もさまざま。世界的に見ても 人種差別の少ない国と言われていて それが本当に良く分かるくらいに みんな人懐っこくて優しくて。
くしゃっとした笑顔と 素敵なウインクをする人が多い国。
今まで "なんでこんなに良い人達なんだろう"と いろんな場所で何度も感じたけれど。ラテンのノリで 軽くて適当な部分もあったりするけれど。
キューバ...今までで1番好きな国かも。
by 江里
チョコレート博物館に隣接している チョコレートドリンクの屋台。
ミルキーなチョコレートの味とその冷たさが お散歩途中の休憩には最適でした。1杯1CUC(125円)
次に寄り道したのは 楽しそうな音楽が聞こえてきたお店。
まずは やっぱりモヒートをオーダー。
こちらのお店は オビスポ通りにある "La Lluvia de Oro"というカフェバー。ドリンクの価格もリーズナブルで バーテンダーさんもフレンドリー。生演奏をしているバンドのクオリティも高く とても楽しめました。ハバナ滞在中に何度か通ってしまうくらい お気に入りになった おすすめのお店です。
旧市街を歩いていると 至る所で陽気な音楽が聞こえてきます。
そんな陽気なサルサを聞きながら 国民的な飲み物 モヒートで乾杯。これも幸せ。
by 勝法
小雨の降った後の道。
薄暗い旧市街の街並みと 歩いているだけで 絵になるおじいさん。
by 江里
滞在先の宿の窓から見た 夕焼け。
キューバでは 個人のお宅の一部を旅行者に宿泊先として提供する "カサ パルティクラル"という制度が充実していて。キューバでは バラデロ以外の宿泊は 全てカサでお願いすることに。
朝食が付いて 1人1泊10CUC(1,250円)で 個室だったりドミトリーだったり。ドミトリーも ありがたいことに 私達だけのことがほとんどだったので快適♡
ホームステイのような感覚で宿泊することができて キューバの人達の暮らしぶりや 人柄に触れられる とても良い制度だなぁ...としみじみ。
by 江里
ハバナの街のクラシックカー。
自家用車として走っているものもあれば タクシーとして ハバナで暮らす人達の大切な移動手段となっていたり 外国人専用の観光タクシーになっていたり。
観賞用としてだけではなく さまざまな形で 今も元気に活躍しているクラシックカー達に出会うことができます。
by 江里
カピトリオ(旧国会議事堂)近くにある セントラル公園脇には 綺麗に整備されたオールドカーがたくさん。このオールドカーは 観光タクシーとして利用されていますが 人気の撮影スポットにもなっていました。
ほれぼれしながら撮影していると "乗って撮って良いよ"なんて 嬉しい提案が♡
得意げな様子の 旦那さん(笑)
おかげで とても良い記念になりました。
後から 撮影料を取られたりするのかな...なんて 少し心配したけれど そんなことはありませんでした。疑ってしまった 自分が恥ずかしいです(汗)
キューバの首都ハバナからは バスに乗り 30分程で綺麗なビーチへ行くことも。
ビーチへ抜ける道はまるでトンネルみたい。
by 江里
ビーチで遊んだ後は 現代アートの展示がされていると聞き マレコン通りへ。マレコン通りに沿って 巨大なアートがいくつも展示されていて お散歩するのも楽しい。
まずは Facebookでおなじみの"いいね!"
これは 何を意味しているんだろう...
青い空にはとても映えていたけれど 現代アートは理解が難しいことがあります(汗)
大きな壁画の前で 海を撮影しているおじいさん。
おじいさんの服装や雰囲気 そのものが とてもアートな気がしました。
有名な革命広場。回ってみました。
by 勝法
6/7に30歳になりました!笑
記念すべき 30代最初のスタートは 革命広場から。
うちのかみさん ナイスな提案をありがとう。
革命的な30代が過ごせそうな気がします。←えっ
by 勝法
ハバナにいる間に 旦那さんは30歳のお誕生日を迎えました。
今年は世界一周中に30歳という記念の歳を迎えることになるので どこで迎えようかとひそかに考えていて。"ここ"と思ったのが ハバナの革命広場でした。
そして 旦那さんに伝えると大喜び。
メキシコ-キューバの日程を調整して 無事に6月7日に訪れることができました。
30代は自分にとっても大好きな年代。
もっともっと自分らしく 気持ちが楽になれた年代な気がする。
welcome to thirty♡
by 江里
06.08-11 Varadero
次に訪れたのは キューバ随一のビーチリゾート バラデロ。
カリブ海のど真ん中に位置する キューバ海の透明度がえげつなかったです。
ここでは オールインクルーシブを体感。
食べ物 飲み物 ショーやアクティビティー 全てが含まれているサービス。クルーズといい オールインクルーシブ。こりゃはまりそうです。
by 勝法
次に来た場所は バラデロ。
海に向かって細長く伸びる半島が そのままビーチリゾートになっていて そのビーチは長さ約28kmにも渡って続きます。
細かい白砂のビーチと どこまでも透き通る海。
カリブ海の海の蒼さもあって きれいなゼリーの中に浮かんでいるみたいな気分。
立っていると上から足先まできれいに見えました。
by 江里
バラデロでは 旦那さんのお誕生日祝いをかねて オールインクルーシブのホテルに滞在することに。
オールインクルーシブとは 食事やドリンク(アルコールを含む) プライベートビーチの使用 アクティビティなど ホテルでかかる費用が全て宿泊代金に含まれた 宿泊制度のこと。
ビーチのベッドでぼんやりして のどが渇いたらバーでモヒートを飲んで またぼんやり。
お部屋はジュニアスイート...
なのに 2人で118CUC(14,750円)/日。
キューバ...おそるべし。
by 江里
室内の様子。
広々として 使い勝手の良い室内。ベランダも広く 冷蔵庫に入っているアルコールももちろんフリー。このため 夜にはベランダでビールを飲んだりして楽しむこともできます。タオルアートもあって ぬかりなしです。
好きなものを 思う存分食べられる環境に 思わずにんまり♡
そして お腹が満足したら また綺麗なビーチへ。
うちのかみさん 海で浮くことを覚えたみたいで ずーっとぷかぷかしてました。
by 勝法
もちろん ビーチでも飲み放題。
海の音 サルサの陽気な音楽を聴き 海空の青さを観ながら モヒート呑む。ただただ ぼーっとして 身体が火照ったら海に入る。
そんな 4日間でした。
by 勝法
食事は ビュッフェ形式やイタリアン キューバ料理のレストランが選べて 食事時間以外には軽食が食べられる場所も。
食事もおいしくて食べ過ぎましたが お酒が大好きな私達は バーがたくさんあって 飲み放題なことがなによりでした♡
by 江里
バラデロを出発する日。
早朝にバスターミナルまで送ってもらった ビートルのタクシー。かわいい...♡
by 江里
最後に
ひとたび足を踏み入れると 時代が止まったようなコロニアルな街並みと その中を颯爽と走るクラシックカー。陽気なサルサの音楽と それに負けないくらい陽気であたたかい人たち。そして 暑い陽射しによく合う 爽やかなモヒートの味。
私たちがキューバの魅力にハマってしまうまでに そんなに時間は掛かりませんでした(やっぱり(笑))。
クラシックカーや音楽 お酒のいずれかが好きな方であれば きっと楽しめる国なのではないかと思います。あとは 私たちはダメですが 葉巻が好きな方も。
それにしても プライベートビーチで おいしいお酒も飲み放題。お財布を気にせずに過ごせた 楽園のようだったバラデロ。寒い日本で記事を書いていたら また行きたくなってしまいました。
オールインクルーシブに興味を持たれた方は こちらの記事もどうぞ↓
それでは 次回の旅の日記は ロブスターとマンゴーの食べ過ぎであっという間に丸くなる。きっと この旅1番の体重増加が待ち受けていた トリニダー/ハバナ編をお届けします。
勝法 江里
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