こんにちは えだ旅(@edatabi_jp)です。
2019年 憧れだった JALホノルルマラソンへ参加しました。
その際 ANAが保有する世界最大の旅客機 フライングホヌ「Airbus(以下 エアバス) A380」に搭乗することができました。
2019年5月から運行を開始したANA A380。真新しさはもちろんのこと そのスケールにも驚かされました。
そこで 今回は ANA A380 フライングホヌの搭乗記です。
プレミアムエコノミー(座席/サービス/機内食まで)の様子をお届けします。
ANA A380 フライングホヌは2022年7月 週2便の定期運行中です。
今後は搭乗できる機会が増えるかもしれませんね。
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この記事の目次
ANA A380(フライングホヌ)とは
まずは 機材の概要から。
エアバス A380とは ヨーロッパを代表する航空機製造メーカー エアバス社が製造する 世界最大 総2階建ての旅客機です。
そして ANAが成田-ホノルル間で運行するA380の愛称が "フライングホヌ(空飛ぶウミガメ)"です。とても可愛らしい愛称ですよね。しかし その愛称とは裏腹に とてもパワフルでビックな機体なのです。
- 全長: 72.7m (ほぼ山手線4車両分)
- 高さ: 24.1m (ビル8階分)
- 横幅: 79.8m (左右合わせた主翼の面積: バスケットボールコート2面分)
- 座席数: 520席
ファーストクラス: 8席
ビジネスクラス: 56席
プレミアムエコノミー: 73席
エコノミー: 383席(内カウチシート: 60席) - 全てのクラスで新設計したシートを採用
- 機内食もホノルル路線特別仕様
スケールが大きいため 想像するのが難しい例えになってしまいました(笑)。山手線4車両の長さで ビル8階分の高さ。左右にバスケットボールコートを付けた 空飛ぶウミガメです。
...化け物ですかね(笑)!?
ANAフライングホヌ(A380)シートマップ
画像出典: ANA A380
総2階建て 520席を誇る 空飛ぶウミガメの中身は このようになっています。1階は全てエコノミークラス 2階はファースト/ビジネス/プレミアムエコノミークラスです。
このため アッパークラスは2階搭乗口からの搭乗となり 520人の搭乗時間がなるべく短縮できるよう配慮されています。
フライングホヌ(ANA A380)プレミアムエコノミーシート
今回 搭乗させていただいたのは プレミアムエコノミーです。人気路線のハワイ線 それもホノルルマラソン前後の日程でしたが なんとか特典航空券で発券することができました。
- レッグレスト装備
- 6段階のヘッドレスト
- 90度回転式の大型テーブル
- 方向を自在に調節可能なプライベートライト
- ユニバーサルデザインのPC電源とUSBポート
- 前後のシート間隔は ゆとりある38インチ(97cm)
- 個人モニターは 15.6インチ タッチパネル式(最前列のみ11.6インチ)
ANA A380 プレミアムエコノミーシートの特徴をあげると 上記の通りです。シートの詳細は 後ほど搭乗記の中でご紹介します。
搭乗したフライトログ
成田-ホノルル間(NH184): A380-800
- 便名: NH184
- 区間: 成田(NRT)→ホノルル(HNL)
- 飛行予定時間: 20:25-8:25
- 実際の飛行時間: 6時間1分
- 搭乗クラス: プレミアムエコノミー
- 機材: A380-841
- 飛行マイル: 3,831マイル
- 獲得プレミアムポイント: 0(特典航空券のため)
ホノルル-成田間(NH183): A380-800
- 便名: NH183
- 区間: ホノルル(HNL)→成田(NRT)
- 飛行予定時間: 11:30-15:45(翌日)
- 実際の飛行時間: 8時間15分
- 搭乗クラス: プレミアムエコノミー
- 機材: A380-841
- 飛行マイル: 3,831マイル
- 獲得プレミアムポイント: 0(特典航空券のため)
偶然にも 往路復路ともに同じ機材でした。飛行時間は 偏西風の関係で復路(ホノルル→成田)が2時間あまり長くかかりました。なお 特典航空券だったため プレミアムポイントは加算なしでした。
それでは 次からは 実際の搭乗記です。
成田-ホノルル間 A380(フライングホヌ) プレミアムエコノミー搭乗記
搭乗までの様子
12月上旬 成田空港の気温は8.4℃。
ここから 常夏のハワイへ向かうことになるため 服装選びに困ってしまいました。
それでは 大好きな空港の中へ。行ってみましょう。
今回は プレミアムエコノミーに搭乗するため プレミアムエコノミー専用チェックインカウンターを利用しました。チェックイン時間も早かったため 辺りはガラガラです。
※後で知ったことですが ANAゴールドカードを保有している場合 ビジネスクラスカウンターを利用することができるとのこと。このため ビジネスクラスカウンターを利用することもできたのですが...この時には そのことを知りませんでした。知識って大切ですね(汗)。
保安検査/出国審査を経て やってきたのは ANAラウンジ。
プレミアムエコノミーへの搭乗でもラウンジを利用できるのは とても嬉しいですね。ということで 搭乗時間までラウンジでゆっくり過ごすことにしました。ラウンジでは ご飯を食べたり お酒を飲んだり シャワーを浴びたり...そして お酒を飲んだり お酒を飲んだり(笑)。
とても快適にくつろぐことができる 成田空港のラウンジについては 下記記事にまとめました。ANAラウンジでまったりするために つい必要以上に早く空港に向かってしまう 僕たちです(笑)。
関連記事成田国際空港 快適滞在におすすめ ANAラウンジ (利用条件 場所 営業時間 食事 シャワーなど)
そうこうしているうちに 搭乗時刻が迫ってきたため 搭乗口へ向かうことに。
超大型機であるA380は 駐機できるスポットが限られます。ということで 45番駐機スポットへ。もうすでに 周りには乗客の方々が多くいらっしゃいました。それも そうですよね。500人以上を乗せて飛ぶのですから。
そして 搭乗を待っている僕たちに 嬉しいサプライズがありました。
フライングホヌへの期待に 胸を膨らましていると...
何やら 見かけたことのある有名人が...
はい 搭乗待ちでお見かけしたのは 航空系YouTuberの超有名人 "おのださん(@kankeri02)"!!
旅行好き 飛行機好きの界隈の方からすると 芸能人と遭遇するより嬉しいのではないでしょうか!!僕たちも ガマンできず声をかけさせていただきました。ミーハー(笑)!!
今回 お世話になる機体は こちら。笑顔がかわいい フライングホヌです。
搭乗ブリッジは 3方向に枝分かれしてました。左側2本が1階エコノミー席。右側は2階席へと繋がっています。
では いよいよ フライングホヌの内部へ。行ってみましょう。
プレミアムエコノミーのシート
まずは プレミアムエコノミーのシートをご紹介。この状態では エコノミークラスと変わらないんじゃない!?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが…。
画像出典: ANA A380
比べてみると こんな感じで けっこう違います。
フットレストとレッグレストがあることにより 6-8時間のフライトでも足が疲れずに過ごせることが分かりました。これは 長時間フライトでは かなり嬉しいポイントです。
サイトバーのシート側には リクライニングとレッグレストの操作ボタン イヤホンジャック モニターリモコンがあります。また サイドバー正面にはユニバーサルタイプのPC電源とUSBポートがありました。
リモコンは 上記のようになっていました。シンプルな作りで 分かりやすかったです。
また 右の写真のように スマホなどを入れることができるポケットもありました。USBポートと近いため 充電するのに最適でした。
そして サイドバーには テーブルが収納されています。
テーブルも広々としているため 機内で軽く作業をしたい方なども快適に使えるかと思います。
フットレストとレッグレストを使用すると こんな感じです。フットレスト レッグレストともに高さを細かく調節できる とても足が楽でした。
そして エコノミークラスよりも10cm長いシートピッチ(前後のシート間隔)は 足下の煩雑さを緩和してくれます。
実際に座ってみると サイズ感はこんな感じです。
シートの背もたれ部分はクッションに厚みがあり 抜群の安定感。これは 快適な旅になりそうな予感がします。
プレミアムエコノミーのアメニティー
続いては プレミアムエコノミーのアメニティーをご紹介。
あらかじめ座席に置かれていたものは アメニティポーチ ヘッドホン スリッパ。
アメニティポーチの中に入っていたものは エコバックとポケットティッシュでした(後日撮影分)。
その他 枕とブランケットも用意されていました。
歯ブラシやマスクなどは 搭乗時にCAさんが配布してくれます。その後は ギャレーに置いてあるため いつでも追加利用可能です。
座席にあったもの:
- アメニティーポーチ
- ヘッドホン
- スリッパ
- 枕
- ブランケット
ギャレーに置いてあったもの:
- 歯ブラシ
- マスク
- アイマスク
- イヤープラグ
プレミアムエコノミーの機内食
安定飛行に入ると お楽しみの機内食です。ハワイらしいメニューに 心踊ります。
プレミアムエコノミーでは メインを魚料理(きんき)あるいは肉料理(豚ロース)から選べるようになっていました。どちらも食べたいので 夫婦で別々のメインをオーダー。
飲み物のメニューは こちらです。
アルコール類もひと通り楽しむことができます。
その他 エコノミークラスでは実施していないサービスとして 時間してはありますが ビジネスクラスの飲み物もオーダーが可能です。
- シャンパン
- ワイン
- 日本酒
- 梅酒
- 焼酎
こちらが 魚料理(きんき蕗味噌焼き)です。
火入れが抜群で とてもふっくら柔らかく仕上がっていました。
こちらは 肉料理(豚ロース肉のグリーンハリッサ焼き)です。
豚肉は少し歯応えがありましたが 味付けは抜群。しかし グリーンハリッサってなんですか(笑)!?と思って調べてみると 中東の万能ソースとのことでした。なるほど。
食事に合わせて シャンパン ビールと飲みすすめ...美味しい食事とお酒で 幸せな食事タイムでした。
デザートは みんな大好き ハーゲンダッツです。
食後には 到着まで睡眠を取るのが正解なのかと思いますが...ハワイ路線限定のドリンクメニュー "ザ・バーテンダー・モヒート"が気になりオーダー。生のミントは入っていませんでしたが 爽やかな味わいで とても美味しかったです。
その後は ようやく就寝。
フットレストとレッグレストのおかげで ゆっくり休むことができました。
しばらく眠った後 機内の照明が明るくなり 機内食2食目がランチ袋でサーブされました。
よくよく考えても 6時間程度のフライト時間で 500人以上に2回の機内食サービスは大変ですものね。そして 僕たちも 起きてすぐにはお腹が空いていません。機内食を食べるよりも このようにランチ袋での提供の方がありがたかったです。
中に入っていたのは マフィンとキャラメルポップコーンでした。
このポップコーンがなかなか美味しくて ホノルル到着後に宿で部屋飲みをするときに大活躍でした(笑)。富永貿易株式会社のLOMBARDキャラメルポップコーン...このデザインで まさかの日本製。本場アメリカのレシピを元に日本で製造されているそうです。成城石井やカルディで購入できるそうなので 気になった方はぜひ。
ということで 往路のフライトは夜間便だったため 機内食後はできるだけ眠ることにしました。その時に役に立ったのが フットレストとレッグレストです。これがあることにより ハワイ到着時の疲れが全然違うと感じました。
ビジネスクラス以上であればフルフラットで休めるため より疲れを残さずにハワイ初日を楽しめるかと思いますが プレミアムエコノミーでも十分快適に過ごすことができました。
ホノルル-成田 A380(フライングホヌ) プレミアムエコノミー搭乗記
続いては 復路の様子をご紹介します。
搭乗前の様子
ラウンジを満喫しようと 早めに空港に到着した 僕たち。
そんな僕たちの目の前に現れたのが こちらの看板。
そうなのです。
ホノルル空港のANA便利用の場合 チェックインカウンターの受付開始時間は 第1便の出発3時間前からのみなのです(泣)。
わが家は 両親とともに空港に向かったのですが 両親のフライトは他社航空会社であり 少し早い時間帯の便。もちろん チェックイン可能です。
このため 僕たちは 受付開始時間までしばし待機することとなったのでした。
無事にチェックインを済ませると ANAラウンジまでの案内をいただきました。
2019年5月A380就航に伴い ANAでは同社初の海外ラウンジがオープンとなりました。ANA初の海外ラウンジ...これは 楽しみです。
ANAラウンジまでは 出国審査場から徒歩15-20分かかるとのこと。
徒歩で向かっても良かったのですが シャトルバスが往復運行していたため そちらを利用させていただきました。これなら 少しでも長くラウンジを満喫できますね。
シャトルバスで スムーズにラウンジへアクセス。
チェックイン時間が早く シャトルバスも利用したため まさかのANAラウンジ一番乗り(笑)!!
このため しばらく広いラウンジ内を記念撮影。ひとしきり見て回った後は ビールと軽めの食事を食べながら ゆっくりさせていただきました。
なお ホノルル国際空港 ANAラウンジの様子は 後日記事にまとめる予定です。
復路で搭乗するのは 往路と同じ こちらの機材。
500人以上が搭乗可能。
ビックな空飛ぶウミガメ フライングホヌです。
そして ホノルル国際空港 ANAラウンジの大きな特徴は ラウンジから直接フライングホヌへ乗り入れることができるというところ。
これは 凄いですよね。
ビールを飲んだ後 ギリギリまでラウンジでのんびりして そのまま機内へ。これって いったいどういうことでしょう!?
それでは 再びフライングホヌへお邪魔してみましょう。
プレミアムエコノミーの機内食
離陸後 安定飛行になると 機内サービスが はじまります。
まずは 安定のビールとおつまみから。
そして こちらが復路のメニュー(NH183の食事メニュー(2019.12-2020.2))です。
こちらが 魚料理(赤魚西京焼き)です。
メインの魚料理は 往路と同じく柔らかく調理されていました。どのように火入れをしているのでしょうかね。
そして こちらが肉料理(ハワイアンチキンとガーリックシュリンプ)です。
チキンも柔らかくて美味しかったのですが ガーリックシュリンプもとても良い味付けでした。これは ビールがすすみます(笑)。
デザートは ホノルルのアイスクリームとシャーベットのメーカー HAU KEA CREAMERYのマンゴーシャーベット。
しっかりマンゴーの味がしつつ 後味はさっぱり。食後でもペロリと食べられてしまう美味しさでした。
また 嬉しいのが ハワイのお土産の定番商品 ホノルルクッキーのサービス。クッキーとチョコレートが絶妙なこちらは お酒にも合いますよね(笑)。ということで クッキーをつまみに飲んでしまいました。
ホノルルを出発した後に ハワイの物が食べられるのは 旅の余韻に浸ることができて とても良かったです。
その後は 昼便ということもあり ゆっくりと機内映画を楽しみ...
映画を1本観終わると 小腹が空きました(笑)。
ということで プレミアムエコノミーの軽食メニューの中から スープパスタをオーダー。温かい食べ物は 機内の時間をほっこりと穏やかにしてくれますね。
こちらは 機内食2食目です。
飛行機の形の窓になっているランチボックス。デザインがとてもかわいいですね。
- サンドイッチ
- フルーツ
- Hawaiian Hostのチョコレート
先ほどのスープパスタが 効いたのか お腹がそれなりにいっぱいでしたが せっかくの機内食ということで美味しくいただきました。この日も ホノルルのラウンジから食べ続けてしまいましたが...ホノルルマラソンを走りきったご褒美としては 良いかなということで(笑)。
なお 往路復路ともに同じ機材でのフライトとなったため この後のプレミアムエコノミーのシートとアメニティ紹介は割愛しました。
往路同様に 復路も満腹満足なフライトを楽しんだのでした。
まとめ: プレミアムエコノミーはとても快適
今回は ANA A380 フライングホヌの搭乗記をお届けしました。
往路復路ともに A380のプレミアムエコノミークラスでしたが とても快適に飛ぶことができました。
やはり 日系航空会社のサービスは いつ利用しても素晴らしいですね。
そして 冒頭でもお伝えした通り 2022年7月は フライングホヌ(ANA A380)は週2便運行予定です。
1日1,000人以上をハワイへ送ることになりますが それだけ将来的に需給が広がるということなのでしょうね。
陸マイラーのわが家としては 特典航空券の枠が広がることを期待してしまいます。
それでは 本日もお付き合いいただき ありがとうございました。
それでは 本日もお付き合いいただき ありがとうございました。
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