2015年12月 1ディナール≒170円
この記事の目次
はじめに
僕たちがアンマンに滞在した際は 有名日本人宿に宿泊しました。有名な理由は二つ。1つは過去に日本を震撼させたショッキングな事件と関係があるから。そしてもう1つは現在のオーナーがとっても親切過ぎるからです。
まず ヨルダンはイスラエルの東 エジプトの北 シリアの南という位置にある国。ローマからは飛行機で3.5時間。到着したアンマンのクィーンメリア国際空港はとても近代的です。しかし すれ違う人はアラブ系 1歩街を歩けば 砂埃が喉をいじめる そんな場所です。"あぁー イスラムの国に戻ってきたな"と感じました。
空港から宿があるアンマン市内へは バスとタクシーを乗り継ぎ1.5-2時間程度。移動が少しややこしかったので 今度まとめようと思います。
そんな今回は アンマンのホスピタリティー抜群の宿をご紹介します。
クィーンアリア国際空港-アンマン市内間の移動の詳細はこちら↓
アンマンの宿のご紹介
施設の概要
【宿名】Mansour Hotel(コーダホテル)
【評価】
1.設備:★★☆☆☆
2.清潔さ:★★☆☆☆
3.ロケーション:★★★★☆
4.スタッフ:★★★★☆
5.コストパフォーマンス:★★★★☆
総合得点16/25点
【住所】King Faisal Street - Down Town, 11118 アンマン, ヨルダン
【宿泊日】2015.12.18-20
【料金】9ディナール(1,530円)/ツインルーム/1泊
【予約方法】ウォークイン
Booking.comでの空室確認はこちら
Agodaでの空室確認はこちら
【設備】
WIFI |
◯ |
洗濯機 |
◯ |
シャワー |
◯共用 |
乾燥機 |
× |
冷蔵庫 |
◯共用 |
ランドリー サービス |
× |
エアコン |
× |
荷物預かり |
◯ |
キッチン |
△使って良いのか微妙 |
その他 |
NHK視聴可能 |
宿の地図はこちら↓
宿の様子
大通りから脇道に入るとすぐに看板が見えると思います。突き当たり左の階段を上っていくと...
こちらの看板がお出迎え。扉を開けると親切すぎるオーナーのルアイさんとお逢いできると思います。
シングルベットを2台つなげたベットルーム。部屋には小さいテーブルがあり ご飯や晩酌ができます。また荷物を置く広さもありました。鏡や服をかけられるフックがあるのがポイントです。
部屋での晩酌風景。イスラム教徒がほとんどのヨルダン。アンマンの街中ではお酒を売っているお店を簡単には見つけられませんでした。もし お酒好きなら他国から持ち込むのが早いかと。写真のワインはローマで買ったものです。
その他 写真を撮り忘れましたが...リビングにはテーブルがあり 大きなテレビではNHK Worldも視聴可能でした。また 暖房器具もこちらにあるため 暖をとるならリビングへ。
共同バストイレは 一応ホットシャワーが出ます。しかし 水圧が弱いため ゆっくり温まりながらシャワーを浴びるのは難しいかもしれません。
補足情報
まずは 良いところ
オーナーが優しい
宿オーナーのルアイさんは とっても親日家。口癖は「まいど!」陽気な彼は手品をしてくれたり 日本の歌を歌ってくれたり お菓子をくれたり 。何かと気にしてくれました。もちろん 宿周辺の観光情報や美味しいレストランなども教えてくれます。
オーナーのご好意で頂いた朝食。チャイも飲み放題でした。
旅立つ時に ルアイさんからプレゼントしていただいたブレスレッド。普段つけるのは恥ずかしいけど 旅の間 常に持ち歩いています。
リーズナブル
予約サイトでリーズナブルな宿を探しても個室2,500円から3,000円/泊程度。それと比べても 1,500円強で個室に泊まれるコーダホテルは魅力的です。
宿の近くにはリーズナブルな食事スポットが豊富
こちらは「Hashem Restaurant(ハーシェムレストラン)」アラブ諸国伝統のハモス料理をリーズナブルにいただけるレストランです。ハモスは茹でたひよこ豆をすり潰し オリーブオイル レモン汁 塩で味を調えたもの。これと伝統的なピタというパンにつけて食べるとサイコーです。タクシー運転手にも宿のオーナーにもオススメされました。写真のセットで4ディナール(680円)でした。
また 宿までのタクシーを頼む場合 こちらのレストランを運転手に伝えれば スムーズに宿近くまで移動できます。
こちらはヨルダンで1番美味しいお菓子屋さんとして有名な「HABIBA (ハビーバ)」というお店。アラビア菓子のカナーファなどが0.6ディナール(約100円程度)でテイクアウトできます。
でも それだけじゃありません 気になるところ
室内に十分な暖房がない
僕たちの訪れた12月は 最高気温13℃前後となかなかの冷え込み。個室内には暖房はなく 持っている服を総動員して 夜の寒さを凌いだのを覚えています。
値段相当の安宿の清潔さ
掃除はされているのですが 設備が古く お世辞にも清潔とは言い難いです。ただ 寝るだけと割り切れば過ごせなくないと思います。日本から直接行くと その設備に驚くと思いますが 世界を旅するバックパッカーの方なら問題ないかと。
最後に
航空券の関係から わずか2泊しかできなかったアンマン。ようやく過ごし方が掴めたところで他の国へ移動するのは なんだかもったいない気がしました。宿もヨルダン中心地にあり オーナーのホスピタリティーを味わいたい方 そしてリーズナブルに滞在したい方にはオススメです。
また ヨルダンは 中東の中でも治安が良く ペトラ遺跡や死海という観光名所がある国。イスラエルへの陸路移動も可能な国であり 訪れたい旅人も多いはず。国際情勢が落ち着けば また訪れたい国でした。
勝法
上記のお店も含めた アンマンの観光情報はこちら↓