はじめに
世界一周中でも インパクトの強いイベントの1つとなった トマティーナ。たくさんの再会の思い出を胸に 友人たちと別れ 次に向かった場所は アフリカ大陸 モロッコでした。
モロッコは 大陸こそ離れてはいるものの スペインからは目と鼻の先の距離。ジブラルタル海峡をフェリーで渡ると そこはもうモロッコです。
そんなモロッコは アフリカ大陸にある国の1つではありますが サファリや原住民が生活しているイメージのアフリカとは少し違う イスラム圏の国。僕たちの旅の中では 初めてのイスラム圏の国となるため 文化や習慣についていけるのかドキドキしながら ジブラルタル海峡を渡ったことを思い出します。
それでは 今回の旅の日記は まるで美しいRPGの世界 青い迷路の街並みを歩く シャウエン編です。
今までの旅の日記はこちら↓
実際の様子(2015.08.29-09.01)
08.29
バレンシアを後にし スペインを南下。
ジブラルタル海峡を船で渡り 一路アフリカ大陸へ向かいます。
海峡フェチとしては どーしても ジブラルタル海峡を船で渡りたかったのです。もちろん 南米のマゼラン海峡も良かったです。ペンギンも可愛かったし。
しかし!
まず 響きが良い。
「ジブラルタル海峡を船で渡る」ロマンを感じませんか(笑)?
そして ヨーロッパから3時間弱でアフリカですよ?スペイン語からアラビア語へ 文字も読めない 言葉も通じない。イスラム色が強くなる 国民達。
なんか 久々の旅してる感です。
そんな感じで 17カ国目!
アフリカ大陸 モロッコへ上陸です。
by 勝法
その後 ばたばたと夜行バスに乗り 今日のお昼にモロッコへ到着。
モロッコへは行くのをずいぶん渋っていた私ですが タジン鍋がおいしくてごきげん。←単純(笑)。モロッコ初タジン鍋に わくわくの旦那さん。
by 江里
タジン鍋は お塩くらいでさっぱりと味付けをした 温野菜を食べるものと思っていたけれど 本場のタジン鍋はスパイスたっぷり。
モロッコでの初タジン鍋は トマトベースのスープとオリーブで煮込んだもの。2度目のタジン鍋は シナモンたっぷりで 2つとも全然違う味。←1日で2回もタジン鍋を食べてしまうという...これからどんなモロッコ料理を食べようか楽しみ♡
そんなわけで また2人旅の再開です。
by 江里
08.30
モロッコの目的地の1つ 青い町 シャウエン。町全体 白壁を青い塗料で染め上げた町。
小さな町ですが 可愛らしい町です。
by 勝法
昨夜 バスでシャウエンに到着。
白壁にブルーのアクセントカラーで彩られ メルヘンの世界の中に迷い込んだような 青い街シャウエン。
小さな町の細い路地に お土産屋さんがあったり テラス席のあるカフェがあったりして ここも歩くのが楽しい場所。
by 江里
階段の柄や入口のタイルの柄などなど...細いところも カラフルでかわいい。
そして また 旦那さんの豆写真を撮ってしまうのでした。
今日はお天気がいまひとつだったけれど 晴れていたらもっと光で青が際立って綺麗だろうな。明日に期待です♡
by 江里
シャウエンの街には 猫がたくさん。青い街の中で 気持ちよさそうにお昼寝していたり 他の猫とじゃれあっていたり。
普段は犬派な私でも 見ていて癒されました♡
by 江里
可愛い町並み。
美味しい タジンとクスクス。
うちのかみさん ご満悦です。
by 勝法
今日の晩ごはん。
野菜のクスクスとミートボールと卵のタジン鍋。
人生初のクスクスはさっぱり味だけれど ボリューム満点でびっくり。タジン鍋は トマトベースでパンとの相性抜群。
明日の晩ごはんが 今から楽しみです♡
by 江里
08.31
本日も 青い町をお散歩。町歩きが飽きないです。
by 勝法
今日は 少しお天気が良くなって 嬉しい1日。お昼ごはんを食べたらお散歩へ。
お土産屋さんのカラフルな服や布が シャウエンの青い町並みによくお似合い。
by 江里
塗料がズラリと。
by 勝法
シャウエンの町では ところどころでこんな風に塗料が袋に入って売られていて。これでどんな風に色をつけるんだろう...なんて考えながら 思わず試してみたくなるような 優しい色合いの塗料もたくさん。
色のチョイスが すごくツボです♡
by 江里
シャウエンの町は 狭い路地が多いので 好きな路地に陽射しが差し込むタイミングで写真を撮るのが 私にはとても難しくて。
暗めの仕上がりになってしまったけれど こんな路地を見つけたら 写真を撮りたくなる♡
by 江里
シャウエンでは かわいい猫に会う機会がたくさん。
今日は 男の子をそっと壁から見守る けなげな猫に出会いました。
by 江里
町歩きを楽しんだ後は シャウエンの町を見渡せる丘を目指すことに。
暑い中 町歩きをしていると 丘を登る前には喉がカラカラに...そんな時は ジュース屋さんでひと休み。
生のオレンジを目の前で絞ってくれたオレンジジュースは とても甘くてジューシーで 疲れた身体に染み渡ります。こちらのジュース屋さん おすすめです。
そして エネルギー補給ができたら また出発。
陽が暮れる時間に間に合うように 少し足早に坂道を登っていきます。
シャウエンの夕焼け。
青い町にぽつぽつと明かりが灯りはじめて それを眺めているだけで いつまでもぼんやりできました。
そして 日が沈むまで時間があったので カメラのモードをいろいろ試したりして。この旅ではじめて "ジオラマモード"で撮影。青い町がおもちゃみたいに撮れて 楽しかった。
by 江里
陽が沈むのを見送った後は 同じくシャウエンに滞在している 世界一周中のご夫婦と晩ごはんタイム。
お2人は西周り 私たちは東周りなので まだ行っていない地域のお話を聞くこともできて あっという間に時間が過ぎていきました。
アレックスさんご夫婦には 旅の途中でInstagramを通じて知り合って。 Instagramでもとても素敵な笑顔のpicがたくさんなのですが 実際にお会いしてみても まったく同じ笑顔の素敵なご夫婦でした。
新たな出会いに感謝♡
@alexandkateworldtour(Instagram) さん 笑顔がキラキラした 素敵な旅をしているお2人。世界一周に興味のある方は 旅に出たくなるpicがたくさんなので おすすめです。
by 江里
最後に
シャウエンの町は 美しいのひと言。
そんな魅力的な町を 毎日2人で歩いて回りました。
路地を抜けると 青い世界が広がり そこで子どもたちが遊んでいる...とても癒される町でした。
とはいえ 人々が実際に暮らしている生活の場と 観光客の観光する場。そんな2つの場の距離のあまりの近さ(観光客の歩いている狭い路地に家の玄関があり 地元の人が出入りしたりする状況)に 生活している人たちはどんな気持ちで観光客を見ているんだろうと複雑な気持ちになることもありました。
このため これからも どんな場所でも 実際にその場所で暮らす方への配慮は忘れずに旅をしようと心に決めた そんな場所でもありました。
あの美しい風景は ずっと変わらないでほしいなと思います。
それでは 次回の旅の日記は ラクダに乗って憧れのサハラ砂漠へ 砂漠の町 ハシラビット編をお届けします。
勝法 江里
<次回の旅の日記>
<前回の旅の日記>