こんにちは えだ旅(@edatabi_jp)です。
皆さまは 旅行で大事にするポイントは どんなところでしょうか。
観光も大事ですが 宿泊施設の良し悪しも 旅の楽しさを左右する大切な要素の1つですよね。
わが家は 世界一周中には 寝泊まりできる最低限の設備があり ある程度清潔で リーズナブル(ここが重要(笑))な宿を選んでいました。
そして 帰国後 久しぶりの海外旅行となった 昨年のハワイ旅行。今回は 短期旅行でもあることから "少し良いところに できるだけリーズナブルに泊まりたい"なんて 欲張りに考えていました。
そんな時に見つけたのが この記事でご紹介する ヒルトンのタイムシェア施設 ホクラニ ワイキキです。
そこで 今回は ワイキキ中心部に位置する ヒルトン タイムシェア物件 ホクラニ ワイキキ宿泊時のレビューです。今後 ハワイ旅行をお考えの方や コンドミニアムへの宿泊を考えている方の参考になれば嬉しいです。
この記事の目次
ホクラニ ワイキキについて
画像出典: ホクラニ ワイキキ | ヒルトン グランド バケーションズ
まず ホクラニ ワイキキの正式名所はホクラニ ワイキキ by HGVC(ヒルトン グランド バケーションズ クラブ)となり 世界的に有名なホテル ヒルトングループが運営するタイムシェア専用の宿泊施設です。
2014年オープンのため 比較的新しいタイムシェア施設となり 全室スイートルーム仕様となっています。
まずは タイムシェアについて
えっ??
タイムシェアって何!?!?
わが家も タイムシェアというワードを宿泊するまで知りませんでした。
1部屋の権利を 複数のオーナーで所有するシステムのことです。
ヒルトンのタイムシェアでは 1週間単位で物件の販売をしているため 1年間を52週とし 1部屋を52人で所有するというイメージになります。1部屋の権利を複数人で分けることにより リーズナブルに権利を所有できることになります。おおむね 平均価格: 200-400万程度 別途管理費を払い続けることで 永年保有ができる仕組みです。
タイムシェアを売り出しているのは ウエスティンやマリオットなど数多くの一流ホテルグループです。日本では 東急グループもタイムシェアを販売しています。
そして タイムシェア物件に宿泊するメリットとしては 1部屋の広さがとても広いということ。1客室内にリビング ダイニング 使い勝手の良いキッチンが付いており ベッドルームも別に用意されている物件がほとんどです。
※2020年4月現在 ヒルトン タイムシェア体験宿泊は行っていません。このため タイムシェア物件に宿泊することはできませんが ヒルトン系列のホテルへリーズナブルに宿泊できるプランはあります。また 当ブログも情報更新に合わせて適宜修正+追記していく予定です。
加えて タイムシェア物件に宿泊するメリットとしては 1部屋の広さがとても広いということが挙げられます。リビングダイニングとベッドルームは別に準備されていて 使い勝手の良いキッチン付きの物件がほとんど。
これなら "暮らすように 旅をする"という わが家の旅のスタンスにぴったりです。
とは言っても 世界一周後でまだ資金に余裕がない 僕たち。
もちろん 僕たちは タイムシェア物件のオーナーでもありません(笑)。
そうなると 広くて快適な部屋に。
しかも ホノルルで宿泊となると...さすがに 料金的に難しいなぁなんて思っていました。
ところが そんな僕たちに 耳寄りなお得情報が。
通常 なかなか宿泊することのできない ヒルトン タイムシェア物件ですが 時折 体験宿泊を行うことがあります。そのタイミングで運良く予約することができると 通常よりもずっとリーズナブルな価格で宿泊することができるのです。
そこで 今回 僕たちは 体験宿泊という形で ホクラニ ワイキキを利用させていただくことにしたのでした。
ということで ヒルトンのタイムシェア物件にリーズナブルに宿泊できる方法の詳細は下記の記事にまとめています。ここまで読んでみて "ちょっと泊まってみたいな..."と気になった方は ぜひご参照ください。
2019年には ヒルトンビレッジ内の最新タイムシェア物件 "ザ グランドアイランダー by ヒルトングランドバケーションズ"へも宿泊しました。アラモアナセンターとワイキキ中心部のちょうど中間ほどに位置するため どちらへも徒歩でアクセス可能。また 各客室に洗濯乾燥機があるため とても使い勝手の良いコンドミニアムでした。
ホクラニ ワイキキの施設概要
ホテル名 | ホクラニ ワイキキ by HGVC | ||
---|---|---|---|
客室数 | 143部屋(全室スイートタイプ) | ||
住所 | 2181 Kalakaua Ave, Honolulu1 | ||
電話 | 877-214-9175 | ||
予約方法 | Web予約可能 |
※こちらはタイムシェアの宿泊施設ですが 一般的な宿泊比較サイトからも予約が可能です
ホクラニ ワイキキの場所 アクセス 行き方
ホクラニ ワイキキは ワイキキの目抜通り カラカウア通り沿いにあります。TギャラリアbyDFSやロイヤルハワイアンセンターの手前にあり とてもアクセスの良い場所です。
なお 空港からワイキキへは タクシーやレンタカーで20分前後 シャトルバスで40分前後となります。リーズナブルに空港-ワイキキ間を移動するには シャトルバスがおすすめです。
ホクラニ ワイキキの地図はこちら↓
ホクラニ ワイキキ 体験宿泊記
それでは いよいよ 実際に宿泊した時の様子を振り返っていきたいと思います。
エントランス&ロビー
ホクラニ ワイキキのエントランスは カラカウア通りからレワーズストリートを海側へ歩いていき ワイキキビーチウォークのABCストア手前にあります。
エントランスが2階にあるため 少し分かりにくいですが こちらのエスカレーターが目印です。エスカレーターを見つけたら 上へ上がっていきましょう。
エスカレーターを上がると 右手がホクラニ ワイキキのエントランスです。
写真のような 炎のオブジェが見えたら 正解。
僕たちは おしゃれ過ぎるオブジェを前に "本当に ここがエントランスなのか"と 思わずにはいられませんでした(笑)。
ちなみに 炎のオブジェの左側には 滝(?)をモチーフにした 水の流れる壁があります。
なんとなく ラグジュアリーな宿泊施設は 炎や水を多用しがちな印象です(笑)。
そして こちらがロビーです。
大きめのソファーが点在しており 受付の順番待ちの間もゆっくりと過ごすことができます。また コンシェルジュデスクもあり ツアーやレストラン予約も依頼することが可能です。
スタッフは 日本人スタッフの他に 日本語を話せるスタッフも数多くいました。どのスタッフもフレンドリーで 気持ちの良い接客をしていただけました。
さすが ヒルトンです。
客室までの廊下
続いては 客室へ向かってみましょう。絨毯ばりの廊下は照明も落ち着いており シックで大人の雰囲気です。
今回は 滞在中に 2部屋を利用させていただきました。まずは 301号室と その次に同じ間取りの上位階という形です。
というのも チェックイン時に 「空きが出れば 上の階へアップグレードができるよ」という提案をしていただいたため お言葉に甘えてアップグレードをお願いすることに。
その結果 3日後にはアップグレードとなり 上位階へ移動することとなったのでした。
宿泊した客室の間取り
画像参照: HGVC
そして 宿泊した客室の間取りが こちら。
どちらの客室も同じ間取りで 1LKのタイプ 約51平米の広さです。実際に 客室へ入ってみると その広さにびっくりしました。
スタッフに聞いてみたところ「他社のホテルを ヒルトンが買取 総リノベーションを施し もともと2部屋だったものを1部屋へと作り変えた」とのこと。それで この広さを実現しています。
まず 入室して すぐ左にキッチン その奥はリビングとなっています。寝室やバス トイレは 玄関から見えない作りとなっており プライベート感も申し分ないです。小さいお子さんがいる場合には かくれんぼもできるのではないかというくらいの広さでした。
キッチン
こちらは 玄関入って左側にあるキッチンです。
簡単な料理を作れる設備が整った キッチンです。
キッチンに用意された包丁の数に びっくり!!
僕たちに この本数の包丁の使い分けなどできるはずがなく...牛刀(?)らしきもののみ使用しました。
キッチンには コーヒーメーカーもあります。
コナコーヒーのパックを使って抽出するのですが 1回にすごい量のコーヒーができるため 2人でも飲み切れませんでした(笑)。
コーヒーメーカーの隣には お皿やカトラリーが用意されています。
電子レンジも備え付けのため プレートランチなどをお持ち帰りした場合でも 温め直して食べられるのは嬉しいですね。
コーヒーメーカーの下には 食洗機もあります。
わが家には食洗機がないため 使用方法が今ひとつ分からず...滞在中 1度も使用することはありませんでした(笑)。
とは言え 食洗機もコーヒーメーカーも日本語の取り扱い説明書が用意されているので ちゃんと目を通せば使いこなせるかと思います。
こちらは 冷蔵庫。ワインもビールも食材も 何でも冷やせます。
ただ やや小さめサイズのため 食材をたくさん保存するのは難しいかと思います。飲み物とおつまみ ヨーグルトなどであれば 全然問題なく収納可能です。
もちろん コップ類も各種完備です。
パン焼き機は毎朝の食事に使用しましたが ミキサーや炊飯器までは使用することはありませんでした。
いやはや 本当に これだけしっかり揃っていれば ここで暮らせそうです。
流しの下は ゴミ箱や鍋などがあります。
流しはディスポーザーになっているため 生ゴミをビニールに入れて捨てたりしなくても そのまま細かく砕いた状態で流すことができます。これなら 生ゴミの匂いが心配...という方も安心ですね。
ゴミ捨て場も同じ階のランドリースペースにあり 24時間ゴミ出しが可能です。ゴミを出したい時に いつても捨てられるのは ストレスが無くて良かったです。
同じく 流しの下には 食器用洗剤 衣類用洗剤も備え付けられています。
スポンジも用意されているので こちらで準備しなくても大丈夫です。キッチン付きと言いつつ こういう細かい部分は用意されていないところもありますが さすがヒルトン。抜かりなしです。
リビング
こちらは リラックスしたり 食事をしたりと 長く過ごすことになるリビングです。
こちらの客室は 大人4人まで宿泊可能の部屋のため 宿泊人数が多い場合はソファーベッドにすることができます。かなりしっかりしたサイズ感のソファーだったため 小柄な日本人2人であれば申し分ない広さです。
テレビは 42インチの大型サイズでした。
NHKなどの日本語放送もされていたので 海外にいながら日本のニュースを観ることもできます。
また リビングにはPS3が備え付けてあり DVDを観たり ゲームができるようになっています。
ソフトはフロントで借りることができるため 雨の日など外出が難しい時にはもってこいですね。
ベッドルーム
こちらがベッドルームです。1ベッドに枕が4つ。これはどう使えば良いのかわかりませんでした。
ツインルームでしたが 一つ一つのベッドが広く寝心地が良かったです。収納も大きめ。
消灯台もおしゃれにまとめられています。
そして ウェルカムギフトもいただけました。この時のウェルカムギフトはコナコーヒーでした。
バス トイレ 洗面台
バス トイレのスペースも広々しています。
こちらは独立したシャワールーム。天上固定式と可動式のシャワーがあり使い勝手がよかったです。もちろん水圧も十分ですし 床の乾きも良かったです。
そして驚いたのがこちら。
湯船に浸かりながらテレビが見られます。このサービス要ります!?笑
滞在中 1度は体感してみたかったですが まぁ湯船に浸かることもテレビを見ることもなかったです。笑
アメニティーはこちら。
CRABTREE&EVELYNは アメリカ生まれの世界的に有名なフレグランスブランド。そのためか とても香り豊かでした。
タオルなどもフロントに伝えると新しいものとすぐに交換してもらえます。
収納
大きな収納は2箇所。リビングとベッドルームにあります。91Lのスーツケースもすっぽりと収まる収納でした。
こちらは ベッドルームの引き出し収納。衣類を入れられるので その度にスーツケースを広げることもなく楽ですね。
そして セイフティボックスは 好みの4桁を入力する電子キーのもの。
これ 自分の好きなパスワードを決めれらるのが良さですが 忘れてしまうと誰も開けられないのがデメリットですよね。そして 絶対に忘れてはいけないことです。
が しかし。ちゃんとパスワードを忘れました。
2日間ほど色々なパスワードを試したのですが開かず。カミさんからは 怒りとも違う哀れみの目線。笑
結果的には フロントに頼んで開けてもらえましたが 皆様はくれぐれもパスワードは忘れないように。こんな僕に言われなくてもご承知のことだと思いますけどね。笑
客室からの眺望
客室からの眺めはこちらです。トランプが邪魔していますが 一応オーシャンビューと言えるでしょうか。
夕焼けも綺麗に見ることができました。
ランドリー
こちらは各階にあるランドリースペース。洗濯機と乾燥機が2台づつあり 24時間使えます。また使い方も簡単で お手軽のため 毎日のように洗濯していました。
洗濯できると 持っていく衣類が少なくて助かりますよね。
また こちらのスペースには ダストシューターがあり ゴミ捨ても楽チンです。
屋上プールとバー
屋上には 宿泊者限定のプールとバーがあります。
こちらが 日当たり良好の屋上です。ハワイの日差しを思いのまま浴びられます。
そして こちらが展望です。ダイヤモンドヘッドと ワイキキビーチがうっすら確認できます。建物が乱立気味なワイキキでは 素晴らしい眺めだと思います。
こちらが バースペース。撮影した時間帯は 朝早かったため まだまだ営業には時間がかかりそうです。
こちらは プライベードカバナです。こちらのカバナはテレビ付きです。
ホクラニ ワイキキの周辺情報
周辺には 隣接するビーチウォークがあります。また 対面には ロイヤルハワイアンセンター。対角には Tギャラリア by DFSがありショッピングには困りません。Tギャラリアは 各社トロリーの乗り場でもあるため どこに行くにも最適な立地です。
- ワイキキ ビーチウォーク
- ロイヤルハワイアンセンター
- Tギャラリア by DFS
ホクラニ ワイキキ 6泊でかかった費用
それでは 最後は 実際にかかった費用について。
今回ご紹介した ヒルトン タイムシェア体験宿泊プランを利用して ホノルル中心地にあるコンドミニアムに6泊すると いくらかかるのでしょうか。
ちなみに 宿泊比較サイト "Booking.com"で検索したところ...
画像出典: Booking.com
1室あたり 1泊50,000円程度かかりました。
また 通常予約となるため 客室代金+15%弱の税金とリゾートフィーが加算されます。
こうなると 正直 僕たちには手が届かない存在です(汗)。
それでは ヒルトン タイムシェア体験宿泊プランを利用してみると...
じゃじゃーん!!!
宿泊代金は 6泊:$1,143/1室あたり≒126,000円(予約当時: $1=111円)でした。つまり 1泊あたり$190(≒21,090円)となります。
そして 驚きなのが 前述した通り この金額には すでにリゾートフィーや税金が含まれているということです。
宿泊代金(税金+リゾートフィー込み)が1泊あたり21,090円という価格は 宿泊代金が高騰しているハワイにおいては かなりリーズナブルに宿泊できるレベルではないでしょうか。
ということで 比較してみると...
- タイムシェア体験宿泊プランの場合: 130,000円弱
- 比較サイトから通常予約をした場合: 300,000円+15%弱の税金+リゾートフィー
このような 結果となりました。
また 今回は 体験宿泊プランの参加特典として $100相当のギフト券がもらえるとのこと。地味に嬉しい特典ですね。
まとめ: 少しでも気になった方 体験宿泊アリです
今回は ショッピングにもビーチにもアクセス抜群 ワイキキ中心部で快適に滞在できるコンドミニアムタイプのタイムシェア施設 ホクラニ ワイキキをご紹介しました。
全室スイートタイプのタイムシェア物件ということで 施設/設備は申し分なし。人気のレストランの予約もしてもらえ ビーチに行くにもお散歩感覚。何をするにも心地良く過ごせる そんな宿でした。
こんな場所に宿泊してしまうと 次回からの宿選びのハードルがぐーんと上がってしまいましたが...体験宿泊を使って リーズナブルに宿泊できたのは とても良い経験になりました。
機会があれば そしてリーズナブルに宿泊できるのであれば ぜひまた利用したいなと思います。皆さんも ハワイ滞在の宿候補の1つにしてみてはいかがでしょうか。体験宿泊ありだと思いますよ。
タイムシェアの詳細や 通常の半額程度とリーズナブルに滞在できる体験宿泊プラン 実際にかかった宿泊費用などは 下記記事にまとめています。
今回の記事を含めて 僕たちのハワイ旅行を全てまとめてみました。今後 ハワイ旅行を検討されている方の参考になれば嬉しいです。
それでは 本日もお付き合いいただき ありがとうございました。
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