こんにちは えだ旅(@edatabi_jp)です。
突然ですが 皆さんに伝えしたいことがあります。
海外での支払い方法が 今までよりも さらにお得になる方法があります。その方法が「Sony Bank WALLET(ソニーバンクウォレット)」です。
海外で「Sony Bank WALLET」を利用すると...
- 世界のVISA加盟店で支払い可能
- 自分の預金口座から直接支払いOK
- 外貨両替の為替手数料がリーズナブル
- 支払い時の海外事務手数料が無料
など 海外利用における魅力が満載です。
と言っても 具体的に「どうお得なの?」と思われる方も多いかと思います。そこで 今回は お得に海外旅行を楽しむため わが家が利用している支払い方法「Sony Bank WALLET(ソニーバンクウォレット)」についてまとめました。
記事の後半では「ANA マイレージクラブ/Sony Bank WALLET」もご紹介。実際に ANAマイルが貯まるのか?という点にも触れていきたいと思います。
この記事の目次
まずは ソニー銀行について
まずはじめに 今回ご紹介する「Sony Bank WALLET」を発行している ソニー銀行について。
ソニー銀行は 2001年ソニーと三井住友銀行の出資で設立されたネット銀行です。
ネット銀行と聞くと「なんとなく怪しい...」と思う方もいると思います。しかし ソニー銀行は ソニーグループの重点事業として運営されています。
また 1人当たりの預金残高も ネット銀行ではトップレベル。
驚きの「総預金残高1兆8000億円以上」という実績。日経金融機関ランキングでは 2009-2015年 2018年に顧客満足度1位を獲得している 優良ネット銀行です。
それでは いよいよ「Sony Bank WALLET」の魅力的な特徴をみていきましょう。
Sony Bank WALLET(ソニーバンクウォレット)の特徴
「Sony Bank WALLET」とは 前述したソニー銀行が発行する「VISAデビットカード機能付きキャッシュカード」です。
まずは 公式サイトの解説動画をご覧ください。
なんだか 良さそうなカードな気がしてきませんか?
わが家では 良さそうな気がしました。
なので すぐに導入しました(笑)!!
そこで わが家が取り入れたくなった「Sony Bank WALLET」のおすすめポイントをお伝えしたいと思います。
-
- 1枚のカードで11通貨(日本円+外貨10種類)に対応
- VISAデビットカードとして利用可能
- キャッシュカードとして利用可能
- 年会費/発行手数料/外貨口座維持手数料が無料
その① 1枚のカードで11通貨(日本円+外貨10種類)に対応
「Sony Bank WALLET」では 1枚のカードで11通貨に対応しています。
「えっ??どういうこと??」と思った方は まずは対応している通貨をご覧ください。
- 日本円
- アメリカ ドル
- ユーロ
- イギリス ポンド
- オーストラリア ドル
- ニュージーランド ドル
- カナダ ドル
- スイス フラン
- 香港 ドル
- 南アフリカ ランド
- スウェーデン クローナ
上記11通貨に対応しているため 1枚カードを作成すると 同時に円口座+10通貨の外貨口座を開設することが可能です。
大手銀行の場合 外貨口座ごとにキャッシュカードが分かれているなど 管理が面倒なことが多いです。しかし「Sony Bank WALLET」では 1枚のカードで 全ての外貨口座を管理することができます。
ということは 1枚のカードで アメリカでは米ドル オーストラリアでは豪ドルとして デビットカードの利用が可能ということ。10通貨網羅していれば おおよその旅行先には対応できるため これは嬉しいですね。
その② VISAデビットカードとして利用可能
前述した通り「Sony Bank WALLET」は「VISAデビットカード機能付きキャッシュカード」です。このため VISA加盟店でデビットカードとして利用可能です。
デビットカードで支払いすると 口座から直接引き落としとなり クレジットカードのような後払いは発生しません。それにより 使い過ぎることもないため クレジットカード(後払い)には抵抗がある方でも 使いやすいのではないでしょうか。
- ハワイのABCストアで「Sony Bank WALLET」を利用
- ソニー銀行のアメリカドル口座から直接引き落とし
- アメリカドル口座の預金残高が無くなると 円口座からアメリカドルへ自動振替し即時引き落とし
上記の流れになるため 訪問国の外貨口座の預金残高が少ない(まったく無い)場合でも 円口座に残高があれば支払い可能でした。
また VISAデビットは 世界200以上の国/地域のVISA加盟店で利用可能という 汎用性の高さも魅力です。そして 直接外貨口座に貯めた預金から引き落としとなるため 無駄な手数料(海外事務手数料)を支払う必要がないのも嬉しいポイント。
海外でクレジットカードを使った際の手数料。
思った以上に掛かっているので 要注意です(詳しくは 後ほど)。
その③ キャッシュカードとして利用可能
「Sony Bank WALLET」は ソニー銀行のキャッシュカードとしても利用可能です。
「ネット銀行って どうやってお金の出し入れをするの?」という方もいるかと思いますが ご安心ください。
利用できる提携ATMは 国内90,000台以上!!
それらのATMを使って ソニー銀行の円口座の預け入れ/引き出しを行うことができます。
さらに驚くのが ATM利用手数料です。
「Sony Bank WALLET」では セブンイレブンやローソンのATMが利用可能。預金残高に関係なく 夜間土日祝も関係なく 月4回まで引き出し手数料が無料です。
キャッシュレス化が進んできている現状ならば 月4回もあれば十分ですよね。
なお 振込手数料に関しては インターネットバンキング/モバイルバンキングにて ソニー銀行宛ての場合 回数制限なく無料。他行宛ての場合 月2回まで無料となります。
その④ 年会費/発行手数料/外貨口座維持手数料が無料
「Sony Bank WALLET」は 年会費/発行手数料が無料です。
そして ここからがポイント。
「10通貨の外貨口座を開設したとしても 外貨口座維持手数料も無料」です。
外貨預金に関しては 為替手数料の他に 外貨預金口座を管理する「口座管理手数料」がかかる銀行(しかも月額 数千円かかるところも!!)があります。このため「Sony Bank WALLET」を利用しない場合でも 外貨預金を検討中の方は 外貨口座維持手数料の有無は必ず確認することをおすすめします。
ランニングコストが掛からないのは 長い目で見ると かなり違いますよね。
海外でSony Bank WALLETを使うメリット
ここからは 海外でSony Bank WALLETを利用するメリットについてご紹介します。このブログを読みに来てくれている方は 海外旅行が好きなはず!!是非とも このカードのメリットを感じてください(笑)。
- 外貨両替の為替手数料がリーズナブル
- 支払い時の海外事務手数料が無料
その① 外貨両替の為替手数料がリーズナブル
1番のメリットは「リーズナブルな為替手数料」です。
通常 日本円から外貨に両替をする場合は「為替手数料」という両替コストがかかります。
為替手数料は 大手銀行や空港などの両替所では 1ドルあたり2-3円で設定されています。しかし「Sony Bank WALLET」の為替手数料は 1ドルあたり4-15銭(優遇プログラムによる)となっています。
「えーっと...4-15銭って どういうこと??」
そう思われる方も多いかと思います。それでは 一緒に計算してみましょう。
実際に 為替手数料の違いを計算してみよう
まずは 先ほど説明した為替手数料の違いをおさらいします。
- 大手銀行: 1ドルあたり2-3円
- Sony Bank WALLET: 1ドルあたり4-15銭(優遇プログラムによる)
上記の為替手数料をもとに 1000ドルを両替してみると...
- 大手銀行: 1,000ドル両替すると 手数料2,000-3,000円
- Sony Bank WALLET: 1,000ドル両替すると 手数料40-150円
おぉー...実際に計算してみると 為替手数料の違いが一目瞭然ですね(汗)。
海外旅行で使う時 どんな影響があるの??
続いて 為替手数料の違いが 海外旅行での支払いに及ぼす影響をみていきましょう。
海外旅行で「Sony Bank WALLET」を利用する場合
- あらかじめ外貨口座に預金しておき 現地通貨で支払う
- 海外での支払い時に 円口座から現地通貨へ自動振替して支払う
上記となります。
このため いずれの場合でも いったん外貨口座へ預金する流れとなります。その際にかかる為替手数料がリーズナブルだと 不必要な手数料を支払わなくて済む(=お得になる)ということになります。
為替手数料をいかに抑えるか。
リーズナブルに海外旅行を楽しみたい場合には とても大切なポイントになります。
ここで「じゃあ 結局 クレジットカード払いの方がお得じゃない?? 外貨口座に預金しないから 為替手数料もかからないし」と思った 勘の鋭い方もいるのではないでしょうか。
それでは 続いて クレジットカードと比較してみましょう。
その② 支払い時の海外事務手数料が無料
続いてのメリットは「支払い時の海外事務手数料が無料」です。
通常 海外でクレジットカード払いをする場合は「海外事務手数料」として 支払い額+支払額の1.60-2.16%程度の手数料を支払っています。
これを計算すると 1,000ドル支払うと 手数料: 16.0-21.6ドル。日本円に換算すると 手数料だけで 1,712-2,311円も支払うことに(1ドル=107円(2020.5月現在))。
しかし「Sony bank WALLET」の外貨口座を開設すれば 海外事務手数料がかかりません。
海外旅行では 旅行期間に使う金額も大きくなるため「海外事務手数料」の違いは大きいです。このため クレジットカードを相手にしても お得さで勝利!!と言えるのではないでしょうか。
なお 先ほどご紹介した通り 外貨口座に残高が無い場合でも 海外でのデビットカード利用は可能です。その際は 円口座の預金から「円からアシスト」という制度で 即時に外貨両替をして支払う流れになります。この時にかかる手数料は 為替手数料のみです。
外貨口座未開設の場合は「事務処経費」として 支払額の1.79%の手数料がかかります。
これはもったいないので 海外旅行に行く前には 必ず外貨口座を開設しましょう。外貨口座は Web上で開設可能。口座開設手数料や外貨口座維持手数料もかかりません。
実際に 海外旅行でどれくらいお得になるの?
それでは 実際に どれくらいお得になるのかを
- 外貨両替(=現金払い)
- クレジットカード利用
- 「Sony Bank WALLET」利用
の3つで比較してみましょう。
支払い金額: 1,000ドルの場合で比較すると
- 両替と比べると 2,850-2,960円お得
- クレジットカードと比べると 1,850-1960円お得
(海外事務手数料=2.0%の場合)
これは 驚愕の差がありますよね。
やっぱり 無駄な手数料を払わないことは大切です。
また 「Sony Bank WALLET」は これだけ手数料がリーズナブルなため 海外留学や世界一周をされる方にもおすすめです。ネット銀行のため 口座間の資金の移動も簡単ですよ。
それでは 次からは「Sony Bank WALLET」を海外で利用する手順についてみていきましょう。
海外でのSony Bank WALLETの使い方
「Sony Bank WALLET」の利用手順は
- ソニー銀行で口座開設
- 日本円を入金
- 外貨口座を開設(+入金)
- 海外で「Sony Bank WALLET」を利用する
の4ステップです。
その① ソニー銀行で口座開設
まずは ソニー銀行の口座開設です。
口座開設は ソニー銀行のHPである「MONEY Kit」にて Web上で手続きが可能です。
クリックをすると口座開設画面へ移行するので
- ペーパーレス口座開設
- 郵送での口座開設
いずれかを選び 手続きを進みましょう。
ここまでが 通常のソニー銀行 口座開設方法です。
この他に ちょっとお得な紹介プログラム「ご家族・ご友人紹介プログラム」があります。口座開設後 一定金額の入金でキャッシュバックがもらえます。手順がとても簡単なので 身近にソニー銀行を使っている方がいる場合は ぜひ利用しましょう。軽く概要をまとめます。
お得な発行方法「ご家族・ご友人紹介プログラム」
下記の条件達成状況により 現金2,000円or4,000円のキャッシュバック
- 新規にソニー銀行の口座開設
- 開設翌月末の総預かり残高が30万円以上である
- 外貨預金残高と投資信託残高の合計10万円以上
紹介した方: 現金1,500円のキャッシュバック
金額としては 決して多くはありませんが 簡単な達成条件なので もらえるものはもらっておきましょう(笑)。ということで それぞれの達成条件についてみていきます。
「ご家族・ご友人紹介プログラム」達成条件
こちらの紹介プログラムの達成条件は
- 紹介メールで口座開設:
口座開設をする際は 紹介者(口座をお持ちの方)からの紹介メールのURLリンクから口座開設ページへアクセスし 新規に口座開設をすること。 - 総預かり残高が30万円以上:
口座開設をした方の総預かり残高が 口座開設の翌月末日午後11:59時点で30万円以上あること。
例) 10月に口座開設: 11月末時点の総預かり残高が30万円以上あればOK。 - 外貨預金残高と投資信託残高の合計が10万円以上:
さらなるキャッシュバックを求める方は 2.の総預かり残高のうち 外貨預金残高(円換算額)と投資信託残高(約定日基準)の合計を10万円以上にしましょう。
3.の条件に関しては「外貨預金残高」あるいは「投資信託残高」のどちらか一方で大丈夫です。このため わが家では 外貨預金残高を30万円以上にしてクリアしました。
- 条件1+2を満たす場合 : 紹介された人に現金2,000円
- 条件1+2+3を満たす場合: 紹介された人に現金4,000円
このため 「Sony Bank WALLET」のご利用を検討中の方は「ご家族・ご友人紹介プログラム」の利用がもっともお得です。ちなみに わが家でも紹介可能です。ご希望の方は お気軽にお問い合わせ欄よりご連絡ください(笑)。
その② 日本円を入金
ソニー銀行の口座への入金は
- ATMからの入金
(国内90,000台以上の提携ATMを利用可能) - 他行からの振込による入金
いずれかで行いましょう。
ちなみに 他行からの振込による入金方法として「お任せ入金サービス」もあります。
便利な入金方法「お任せ入金サービス」
「お任せ入金サービス」とは 毎月指定された金額を 他行からソニー銀行の円普通預金口座へ入金してくれるサービスです。
このサービスの利用用途としては
- 月々の家賃の支払い
- 住宅ローンの返済
- 積立投資 など
上記のように 一定金額を口座に用意する必要がある場合に有効です。
わが家でも 毎日の米ドル両替(=外貨購入)のために こちらを利用しています。入金忘れがない安心さと 毎月手作業で出入金を管理する手間が省けるのは とても便利。なお お任せ入金サービスは 手数料無料で利用可能です。
その③ 外貨口座を開設(+入金)
続いて 外貨口座の開設をしましょう。
外貨口座開設も ソニー銀行のHPである「MONEY Kit」にて Web上で手続きが可能です。
クリックをすると外貨口座開設画面へ移行するので 口座開設をしたい外貨を選び 手続きを進めましょう。海外旅行などで利用する場合は 訪問国の外貨を選び 口座開設をします。
その後は 開設した外貨口座に 必要な金額を入金しましょう。
その④ 海外で「Sony Bank WALLET」を利用する
最後に 実際に 海外での支払い時に「Sony Bank WALLET」を利用します。
支払い時の利用方法は 普段使っているクレジットカードと全く同じです。何か手順が変更になったり 追加になることもないので 気軽に使うことができますね。
ちなみに 直近で海外に行く予定がない場合は 外貨口座を開設しておくだけでも大丈夫です。いざ「海外旅行に行くぞ!」という時に 円口座から外貨口座へ入金して準備しましょう。
国内でSony Bank WALLETを使うメリット
これまでは 海外利用をメインにご紹介しましたが 国内利用でもメリットはあります。
その① キャッシュカードとして利用するメリット
こちらは 前述したもののおさらいです。
「Sony Bank WALLET」をキャッシュカードとして利用する場合
- 国内の提携ATMが90,000台以上
- 提携ATMにて24時間預け入れ/引き出し手数料が無料(月4回以上)
- 振込手数料が無料(月2回以上)
上記のようなメリットがあります。
それでは 国内でデビットカードとして利用した場合には どんなメリットがあるのでしょうか。
その② デビットカードとして利用するメリット
続いて 国内でデビットカードとして利用する際のメリット。
なんと「国内の利用料金分から 毎月現金でキャッシュバック(利用状況に応じて0.5%-2%)」になります!!
まさかの キャッシュバック!!
利用分のポイント還元などはよくありますが 現金でキャッシュバックされるのは 地味に嬉しいですよね。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETはマイルが貯まるのか?
それでは ここからは「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」のお話です。
2019年9月ソニー銀行とANAは 外貨預金/決済の両分野において 業務提携をすることとなりました。それによって生まれたのが「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」です。
こちらは 前述した「Sony Bank WALLET」のメリットに加え 利用状況によりANAマイルが貯まるというメリットも追加されたものです。
しかし わが家のメインカードは「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」ではありません。その理由は ANAマイルを貯める効率が良くないからです。
わが家は 陸マイラー。
普段の旅行はマイルを利用して 特典航空券を発券しています。そうなると ぜひともANAマイルの取りこぼしは避けたいところ...なのですが 効率良くANAマイルを貯めるなら もっと別のカードがあることを知っています。このため こちらの「ANAマイレージクラブ /Sony Bank WALLET」は発行していません。
「えっ??どういうこと??」と思った方は 次から その理由をお伝えしていきます。
実際のANAマイルの貯まり方
まず「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」において ANAマイルを貯める方法は 下記3点となります。
- ソニー銀行の新規口座開設+「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」の同時発行
- 国内の買い物やレストランで利用
- 外貨/投資信託の口座残高に順ずる
それでは それぞれについて ポイントとなる「ANAマイルの貯まり方」をみていきましょう。
その① ソニー銀行の新規口座開設+ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの同時発行
こちらは すぐにマイルがもらえる 嬉しい特典です。
ソニー銀行の新規口座開設と「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」の同時発行で 500ANAマイルがもらえます。
期間限定のキャンペーンではないようですが いつ終了するか分からない案件です。まだ ソニー銀行の口座を持っていない方は 必見ですね。
こちらは「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」でANAマイルを貯めるなら とても良い案件だと思います。ただし 気になるのは 次の項目からです。
その② 国内の買い物やレストランで利用
「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」を利用して デビットカードで支払いをした場合 国内のVISA加盟店における お買い物やレストランの支払い額: 200円につき1ANAマイルがもらえます。なお 年間のANAマイル積算上限は40,000マイルです。
ここで 引っかかる点が3つあります。
- 支払額: 200円につき1ANAマイル
=還元率0.5%のため 還元率がいまいち - ANAマイル獲得条件が「国内」利用のみ
=海外でデビットカードを使って支払った場合は ANAマイル付与の対象外 - 年間のANAマイル積算上限が40,000マイル
=上限があるため そこまで大量にANAマイルを貯めることはできない
ANAマイル付与対象のカードの中で 還元率1%以上のものはたくさんあります。
しかも 為替手数料のリーズナブルさから海外利用メインにも関わらず 海外利用ではANAマイルは貯まらないときたら...ANAマイルを貯めることに重点をおいて「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」を利用するのは 効率が良くないと言えます。
国内利用において「クレジットカードは使い過ぎが怖いから デビットカードなら使ってみようかな?」という方にはおすすめです。
その③ 外貨/投資信託の残高に順ずる
最後に「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」において 外貨+投資信託の残高でANAマイルをもらおうとする場合の条件ですが...例えば 外貨+投資信託の合計: 1,000万円以上であれば 年間で4,800ANAマイルをもらうことができます。
うーん...
1,000万円預けて 4,800ANAマイル...
こちらも なかなか現実的ではないですよね(笑)。
詳しくはこちら: ANA 公式ホームページ
上記②③から考えると「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」を作成した場合 大きくANAマイル獲得のチャンスが広がるとは考えづらいです。「Sony Bank WALLET」同様 最も優先すべきメリットは「低コストの為替手数料や海外事務手数料無料」で ANAマイルも貯まればラッキーくらいのイメージになるでしょう。
わが家の「Sony Bank WALLET」の使い方
ここまで「Sony Bank WALLET」「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」についてまとめました。ここまでを踏まえて 最後に わが家の「Sony Bank WALLET」の使い方について書きたいと思います。
わが家では 支払い場所(海外/国内)に合わせて 支払いカードを変更しています。
- 海外での支払い:「Sony Bank WALLET」のデビットカード利用
→海外での支払いでかかる 各種手数料の節約 - 国内での支払い: その他ANAカードのクレジットカード利用
→支払い金額でより多くのANAマイルを獲得
支払いカードを変更している理由は ANAマイルを貯めたいからです。
唯一「Sony Bank WALLET」「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」ともに 国内でのデビットカード支払額に応じてキャッシュバックがある点は惹かれるのですが...陸マイラーは キャッシュバックよりもマイル還元優先!!
というもの 1マイルの価値は
- 国内線利用の場合:
1マイル=1.5-4.5円程度 - 国際線利用の場合:
エコノミークラス 1マイル=3-5円程度
ビジネスクラス 1マイル=4-9円程度
ファーストクラス 1マイル=7-15円程度
注意) ただし シーズンや目的地によって異なる
これくらいになるからです。
そうすると 海外旅行でのANAマイル利用が多いわが家にとっては 1%以上のANAマイルが獲得できるクレジットカードで支払いをすると「Sony Bank WALLET」「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」でもらえるキャッシュバック金額+国内利用分のANAマイル還元(0.5%)をはるかに超える利益になります。
ということで 皆さんも よりご自身のライフスタイルに合ったカードが見つかりますように。
まとめ: Sony Bank WALLETで外貨をより身近に 海外をお得に楽しもう
今回は お得に海外旅行を楽しむため わが家が利用している支払い方法「Sony Bank WALLET 」についてご紹介しました。
海外で「Sony Bank WALLET」を利用すると...
- 世界のVISA加盟店で支払い可能
- 自分の預金口座から直接支払いOK
- 外貨両替の為替手数料がリーズナブル
- 支払い時の海外事務手数料が無料
など お得になるポイントがたくさんです。もし 今後 海外旅行に行った時に よりお得に楽しみたいという方は 持っていて損はないでしょう。
また「Sony Bank WALLET」は 支払い用のカードという概念を超えて より「外貨を身近に感じるための1つのツール」になりうる機能を持ったカードだと思います。
\旅の準備に関しては 他の記事も書いています/
それでは 本日もお付き合いいただき ありがとうございました。