2015年12月 1ディナール≒170円
この記事の目次
はじめに
イタリアの次に訪れたのは 未知の国ヨルダン。4ヶ月以上のんびり過ごしたヨーロッパを離れ 初めて降り立った中東の地。この旅に出るまでは 人生の中でヨルダンに行く機会があるなんて 全く思ってもいませんでした。
そんなヨルダンでは 空港を出たところから バス乗り場まで案内してくれたり 「ヨルダンへようこそ!」と声をかけてもらったり...ヨルダンの人たちの面倒見の良さ 人の良さを ひしひしと感じることとなったのでした。
久しぶりに訪れたイスラム圏。服装も違い 文化も違うこの国。久しぶりに感じる 少し土埃っぽい空気と 混沌とした街の雰囲気は とても私たちの好みで。短い期間ではあったけれど "旅をしている感"を思い出させてくれる そんな場所となったのでした。
ヨルダンでのそれぞれの詳細はこちら↓
ヨルダンでかかった費用13,379円(78.7ディナール)/4days
ヨルダンへは 2015.12.18-21日までの3泊4日 アンマンのみに滞在しました。
アンマンは 宿泊費がリーズナブルだったこと 都市間の移動がなかったこともあり 想像よりもずいぶんと費用を抑えて滞在することができました。後で家計簿を振り返ってみると ヨルダン到着前に予定していた日割り費用より 実際は半分以下しかかかっていないという...短期間だったのに 少し費用を抑えすぎた印象もあるくらい。もう少し 冒険しても良かったかもしれません(笑)
それでは それぞれの詳細をご紹介。
交通費:3,213円(18.9ディナール)
交通費の内訳は
①空港-アンマン市内間の往復のバス+タクシー移動
②アブーダルウィッシュモスクへのタクシー移動 にかかった費用となります。
パンダのような見た目がかわいい アブーダルウィッシュモスク。
ここで アブーダルウィッシュモスクへ行かれる方に 1つだけ猛プッシュさせていただくと...アブーダルウィッシュモスクへ向かう際は タクシーを使われることをおすすめします!それというのも アブーダルウィッシュモスクへ向かう道は上り坂が続きます。このため 徒歩で行くとかなり疲れること+途中で少し治安の良くない場所を通ること+市内からタクシーを利用しても 1ディナール(170円)で到着するのでコスパが良いのです。
逆に アブーダルウィッシュモスクからの帰り道は ずっとくだり坂。そして 帰り道の途中では アンマン市内を見渡すことのできるビュースポットもあるのです。このため 節約派の方は 帰り道を徒歩にしてみてはいかがかと思います。
なお 私たちの家計簿では 各国間の移動にかかる費用は別でまとめているので ローマでの費用には入っていませんが 次の国ヨルダンのアンマンへは世界一周航空券で向かったため 新たに交通費はかかりませんでした。
世界一周航空券についてはこちら↓
食費:4,726円(27.8ディナール)
アンマンでは イスラム圏のため お酒がなかなか売られていないとの情報を聞いていた私たち。このため ヨルダンの前に訪れたイタリアでワインを数本買って持ち込みをしました。
そして やっぱりお酒が売られているお店が見つからず...このため ほぼ毎日かかさず晩酌をする お酒好きの私たちにとっては 食費が抑えられる要因の1つになったかと思います。同じく お酒が大好きな方は ヨルダンへ行かれる前にお酒を購入しておくと良いかもしれません。
アンマンでは "HASHEM REST.(ハーシェムレストラン)"に何度もお世話になりました。ここでは ホンモスという 白ごまペーストや にんにく レモンなどで味付けされたレンズ豆のペーストをよく食べました。オリーブオイルの味もしっかりして ほかほかのアラビアパンによく合う。というか これまたビールによく合いそうな味(ビールが売られてないのに...)
ここでは 英語はほとんど通じない上 会計では何を食べたのか自己申告制なので 食べる前に携帯などで写真を撮っておくことをおすすめします。なお オーダー時も英語は通じないので 指差しでオーダーしました。
2人分でこんなボリューム。ファラフェルというひよこ豆のコロッケも一緒に。少食気味の私たちにはちょうど良かったです。2人で合計4ディナル(680円:写真にチャイ2杯を追加)
アンマン市内にある お菓子屋さん"Habibah(ハビーバ)"のテイクアウト専門店では お店の前にお菓子を買い求める行列と テイクアウトしたお菓子を食べる人がたくさん。
ヨルダンの人達はイスラム教の戒律で アルコールを飲むことができない分 甘いものを食べることが大好きだそう。中には男の人もたくさんで 幸せそうにお菓子(カナーフェ)を食べる様子は 見ていてほっこりしました。
テイクアウトした カナーフェがこちら。ソフトとハードの2種類で どちらもかなり甘いですがおいしかったです。カナーフェ 1皿0.9ディナール(153円)
アンマンでの食事や観光についてはこちら↓
宿泊費:4,080円(24ディナール)
アンマンでは ホステルの個室(ダブルルーム)に2泊しましたが 予約はせずに直接ホステルへ向かいました(3泊4日のうち1泊は空港泊です)
アンマンの宿は オーナーが評判通り(というか 評判以上に)良い人で 朝にはパンをくれたり お出かけ前にはおやつをくれたり 出かける先までの移動方法や 地図を使って危ない場所を教えてくれたり。時には 今までの宿の経緯や 大変だったお客さんの話をおもしろおかしく話してくれたり...宿の設備や清潔さという面では決して十分ではないけれど このオーナーがいるから快適。そんな宿でした。
アンマンで宿泊した宿はこちら↓
アンマンの宿をお探しの方は こちらからどうぞ。
・Booking.comでの空室確認はこちら
・Agodaでの空室確認はこちら
なお Airbnbを利用する場合 初めての中東の国だったため 個室やシェアはなんだか不安...しかし まるまる貸切の場合は4000円代後半してしまうことや アンマンでは宿泊が短期予定だったこともあり 利用することはありませんでした。
観光費:1,360円(8ディナール)
アンマンでは アブーダルウィッシュモスク ローマ劇場(併設の博物館も含む) キングアブドゥーラモスクへ出かけました。アンマン市内の観光スポットは 徒歩で回ることができる場所が多いのも 節約旅の私たちには嬉しいポイントでした。
とは言っても アンマンへ行ったら せっかくなら死海やペトラ遺跡へも行ってみたくなるもの。そういった場合は 移動の交通費や 入場料もかかってくるので 費用はぐぐっとUPするかと思います。私たちは短期滞在だったため "死海の泥パック"で我慢することに...それにしても 死海の泥パックの効果はすごかったです。ピリピリしますが ツルッツルになりますので 死海の泥パック おすすめです♡
ローマ劇場は 高いところからアンマンの街並みを眺めつつ ぼんやりするにはもってこいの場所ですが 午前中は正面が逆光となります。このため ローマ劇場正面からの写真を撮影したい方は 午後の少し遅めの時間にされると良いかもしれません。
この写真を撮影したのは12:30頃ですが 正面から見える階段側の写真は 全て逆光で暗くなってしまいました...残念。
通信費 雑費:なし
ヨルダンでは エアメールを出したり 日用品の購入などはしませんでした。
最後に
アンマンでは3泊4日の滞在でしたが 夜到着の早朝出発だったため 思った以上に慌ただしく 時間のない中での観光となってしまいました。本音を言えば 死海へ行ったり ペトラ遺跡へも行きたかったですが...また 次の機会に(なんて言っているうちに 次回の課題ばかりが増えていく...(笑))
次回のかかった費用まとめでは とにかく"世界一!!"で押してくる ドバイを有する お金持ちの国UAEでのまとめをお届けしたいと思います。
それでは 今日も良い1日を。
江里