2015年4月 1ソル≒38.2円
こんにちは えだ旅(@edatabi_jp)です。
世界遺産の古都であり 世界中の観光客が集まる街クスコ。ここには 高級レストランから大衆食堂まで 幅の広い食事スポットが点在しています。
そんな今回は クスコのリーズナブルでおいしい ローカル食事スポットをまとめてみました。バックパッカー目線でお店をチョイスしてみたので(いつもバックパッカー目線な気もしますが(笑)) クスコへ行かれる機会があれば ぜひチャレンジされてみてはいかがでしょうか。
この記事の目次
クスコのリーズナブルでおいしい ローカル食事スポット
今回は 以下のお店をご紹介します。世界一周バックパッカー目線でリーズナブルなお店をチョイスしました。
- 地元密着系メルカド「San Pedoro市場」
大衆食堂
地元おばちゃんの定食屋
地元おばちゃんのジューススタンド - 日替わりメニューが美味しい「Restaurante Qori Sara」
- ビールのお供に「アンティクーチョの屋台」
- 街のケーキ屋さん「La Esquina」
地元密着系メルカド「San Pedoro市場」
まずは バックパッカーの味方 メルカド(市場)の食事について。
南米を旅しているバックパッカーであれば どこかの町で必ずと言っていいほど お世話になるメルカド。リーズナブルで おいしい食事をするならメルカドは外せません。
ちなみに クスコの町には大きなメルカドが2つありますが 今回ご紹介するのは Mercado Central de San Pedro(メルカド セントラル デ サン ペドロ)です。こちらは 旧市街のほぼ真ん中にあり アクセスが良いため 毎日通っていました。
大衆食堂
まず ご紹介するのは 市場の中にある大衆的な食堂です。主に メルカドの正面から入って 左手奥の方にお店がかたまっています。
お店の雰囲気は こんな感じです。
地元の人が 黙々と食事をしている この感じ。お洒落な観光客は なかなかいないですね。
メニューはあります。
しかし 英語表記は無く スペイン語のみなので 語彙力がない場合は ある程度の想像力が必要かと思われます。
僕たちは 適当に おいしそうな写真と周りの雰囲気から料理を選びました。
運ばれてきた 11ソル(420円)のワンプレート。
牛肉と目玉焼きとポテトフライがライスの上にどどーんと盛られており ボリューム満点。食べ応えがありました。
上記のワンプレートに さっぱりとした果汁ジュースがつきます。さっぱりしており美味しかったのですが 何の果汁かはわかりませんでした(笑)
かみさんが頼んだ 魚のフリットのワンプレート。
こちらも同じく11ソル(420円)でした。
サルサソースをかけていただきましたが こちらも美味しかったです。
地元おばちゃんの定食屋
次にご紹介するのが 先ほどの大衆食堂より もっとディープな個人店です。
おばちゃん一人が切り盛りしている カウンターのお店は 客席4人程度の広さです。おばちゃんとのやりとりが楽しめるほか 大衆食堂よりもリーズナブルなため こちらのおばちゃんのお店をよく利用していました。
マンツーマンでの接客をしていただけるため 気分はカウンターでいただく高級お寿司屋さんのようです(笑)
その店独自のMenu(メヌ:日替わりメニュー)があり Sopa(ソパ:スープ)とSegundo(セグンド:メイン)がセットになっています。4-5ソル(153-191円)程度でいただけます。
仲良くなったおばちゃんにおまけをしてもらい この日のお昼ごはんも大盛り。
言うなれば "ペルーのお袋の味"のような素朴な味わい。旅の疲れが溜まっている時には その優しい味にほっと一息つけることかと思います。
地元おばちゃんのジューススタンド
朝食の代わりや 昼食後のデザートに フルーツジュースはいかがでしょうか。
サンペドロ市場では ジューススタンドも盛んです。元気盛りの女性がスタッフをしており 目が合えば 必ず声をかけられます。 ミックスジュースで3-5ペソ(115-191円)程度です。
こんな感じで ジューススタンドが立ち並ぶ一角があります。スタッフさんの見た目で選ぶも良し 愛嬌で選ぶも良し。カラフルなお店を覗いて回るだけでも楽しめます。
市場で美味しいお店を探すなら 地元の人がたくさん入っているお店だと思います。これは 万国共通ですよね。
住所: Tupac Amaru, Cusco
HP: Mercado Central de San Pedro (トリップアドバイザー)
地図マーカー: A
日替わりメニューがおいしいレストラン「Restaurante Qori Sara」
こちらのレストランは 夜のMenu(メヌ:日替わりメニュー)が8ソル(306円)でいただけるリーズナブルなレストランです。
内容は Sopa(ソパ:スープ)+Segundo(セグンド:メイン)+Postre(ポストレ:デザート)+Bebida(ベビダ:飲み物)がセットになっています。ボリュームもあり美味しく とってもお得なため 毎晩通ってました。
また こちらは 地元の方が引っ切り無しに入ってくる 活気のあるレストランでした。
店構えは とてもシンプルです。
入り口は狭いですが お店は縦に長く 奥行きがあるため 店内は狭さを感じませんでした。
まずは ソパ。
ソパも日替わりになっていて 毎日違う味を楽しむことができます。
優しい味なのですが 旨味がしっかり効いていて どんどん飲めてしまいます。ペルー料理では ソパが最初に出てくるお店が多かったのですが その中でもこちらのお店のソパは"僕たちのおいしいソパランキング"上位に入るくらいのお気に入りでした。
次は セグンド。
この日は 日本でも見かけそうな 唐揚げ+チャーハンセット的なセグンドでした。
他の日の セグンド。
トマトソースで鶏肉を煮込んであるソースのかかった シンプルパスタ。
こちらのお店は 全体的にシンプルな料理で 優しい味付けです。そのシンプルさが 僕たちにはうまくハマり 結果的にペルー料理の虜になってしまいした。
最後は ポストレとベビダ。
こちらのレストランも 日替わりでメヌが変わるため 毎日通っても飽きることが無く 食事することができました。リーズナブルに 気軽に おいしいペルー料理を味わいたい方にはおすすめのレストランです。
なお お昼にはランチ営業も行っていますが ランチの場合はポストレがなくなり Entrada(エントラーダ:前菜)が付いて 8.5ソル(325円)になります。(価格が変更となっており それぞれ 夕食9.5ソル(363円) ランチ10ソル(382円)だそうです。)
ビールのお供に「アンティクーチョの屋台」
こちらは 夜間に出る移動屋台です。
こちらで売られているのは アンデス山脈では良く見かける ポピュラーなジビエ串。クスコで売られていたものは 串の先にジャガイモが付いているため 1つでも十分なボリュームがあります。
アンデスならではの ジビエ串をつまみにビールを飲む...なんていかがでしょうか。
僕は 牛のハツ(心臓)をいただきました。1串4ソル(153円)ほどでした。
このような感じで 良い香りを漂わせながら 道端で売られています。
ほろ酔いで歩いていると その誘惑にまんまと負けてしまうので 注意が必要です(笑)
HP: なし
地図マーカー: C(僕たちが通った屋台の場所です)
街のケーキ屋さん「La Esquina」
こちらは 泊まっていた宿の近くにあるケーキ屋さん。
クスコで誕生日を迎えることになった うちのかみさん。このため どのお店のケーキがおいしいかを宿のスタッフさんに尋ねたところ こちらのお店をおすすめされました。
海外で食べるケーキは 大雑把な味が多いのですが こちらのケーキは シンプルで素朴な味ですが とてもおいしかったです。
ケーキだけを撮った 大きめの写真が無く...参考になりにくいですが タッパーに入っているものがテイクアウトしたケーキです。
なお こちらのお店ではいろいろなフレーバーのアイスクリームも売られており イートインも可能。このため 街歩きの途中の休憩タイムに利用するのも良いかと思います。
甘さ控えめなケーキは とても優しい味でした。
住所: Recoleta 506, Cusco
HP: La Esquina (トリップアドバイザー)
地図マーカー: D
今回 紹介したお店の地図
今回 ご紹介したお店の場所はこちら↓
まとめ
今回は バックパッカー目線のリーズナブルでおいしいお店紹介でした。
どのお店もクスコのスタバよりもリーズナブル価格。
また 世界的に注目されているペルー料理は 優しい味付けのものが多く 味自体もとてもおいしいため 日本人の舌にも合うものが多いように感じました。
そして 世界遺産の街ではあるけれど バックパッカーにも嬉しい地元密着系なお店もたくさん。このため クスコを訪れた際には 地元の人と肩を並べながら食べる ディープな地元料理にチャレンジするのも良いかと思います。
しかし 世界中から観光客が集まるクスコは この他にも素敵レストランもたくさん。たまには おしゃれなお店で食事もしたいな なんて思ってしまった僕なのでした。