2016年4月 1THB≒3.2円
この記事の目次
はじめに
今年も ソンクラーン(水かけ祭り)の時期がやってきました。
ソンクラーンとは タイ全土で行われる水かけ祭りのこと。世界最大級の規模で行われるソンクラーンは 外国人も気軽に参加することができ 世界中からお祭りマニア(?)が集まってきます。
そんな僕たちも 2016年のソンクラーンに参加しました。毎日のように水鉄砲を持って街へ出かけ 世界一周の中でも楽しい思い出が残っています。
1年を通して 1番気温の高くなる この時期のバンコク。
水を掛け合う祭りがとても似合います。
今回は そんな ソンクラーンの2019年の日程+基本情報とおすすめスポットについて ご紹介します。
ソンクラーンとは
そもそもソンクラーンとは タイの旧正月を指すようです。
ソンクラーンは 新年に行われる神聖なお清めが起源となっており 近年では その神聖なお清めが 家族へ広がり ご近所へ広がり...最終的には たんなる水の掛け合いとなり お祭り騒ぎになったとか。
素晴らしいですね(笑)。
ソンクラーンの日程
ソンクラーンの日程は政府によって固定されており 毎年4月13-15日です。
しかし 水を掛け合うお祭りが行われる日程は 各都市ごとに多少前後します。
バンコク 4月13-15日
チェンマイ 4月13-15日
アユタヤ 4月13-15日
なお ソンクラーンの時期は 無礼講となり いたる所で水を掛け合います。
とは言っても やっぱり注意点もあります。
次からは そんな注意点について。ソンクラーンに参加される予定の方は ぜひ確認の上 気持ち良く お祭り騒ぎに参加しましょう。
ソンクラーンの注意点
ソンクラーンの時期は無礼講とされていますが 中には水をかけてはいけない方々や 騒いではいけない場所があります。
水かけ禁止の方々
僧侶や王族の方々へは 水かけ禁止とされています。
仏教国で国王を崇拝しているタイではお坊さんや王族は 特別な存在です。このため 水かけは控えましょう。また お年寄りや高級そうな服装をしている方なども 水かけはしないほうが良いかと思います。
水かけ禁止の場所
寺院やデパート 病院の中などは 水かけ禁止とされています。また バスや電車の中では水かけ禁止とされています。
しかし バスに向かっての水かけは良いとされているみたいでした。僕たちは 路線バスやソンテオ トゥクトゥク乗車中でも水を掛けられました。その逆もしかりです。
間違いなく濡れます
ソンクラーンなんて興味はないし たまたまこの時期に休暇が重なっただけ...なんていう風に 中には濡れたくない方もいるかと思います。
しかし 間違いなく濡れます。
この時期にタイを訪れることになってしまったら 濡れることを恐れるよりも ソンクラーンを楽しんだほうが良いかと思います。なお くれぐれも 水を掛けられて怒らないようにしましょう。
ソンクランで準備するもの
濡れても(汚れても)良い服装:
街中のいたる所で水を掛け合っているので この時期は外を歩くだけで濡れてしまいます。また 時には カラーパウダーを掛けられたり 顔に泥を付けられることも...このため 濡れても良い+汚れても良い服装で外出しましょう。
うちのかみさんは Tシャツ+短パンの下に水着を着て外出をしていました。なかなか楽だったそうなので おすすめです。
貴重品を入れる防水ケース:
お金やスマホなどの貴重品は ある程度持ち歩く必要があるかと思いますが そこはソンクラーンの時期。普段通りにスマホを持ち歩いていると 濡れて使えなくなってしまうことも十分に考えられます。
しかし 不安に思うことはありません。
この時期のバンコクでは 首から掛けるタイプの防水ケースがいろんな場所で販売されています。
僕たちも 実際に使用しましたが スマホが濡れることはなく 動画などの撮影も十分可能でした。
水鉄砲:
こちらも必需品です。
そして 日本で購入していくよりも 現地で購入する方がリーズナブルです。ソンクラーンに合わせて バンコク市内のいたる所で購入可能となり 価格は1つ30THB(96円)程度〜さまざま。
やはり 魅力的なのは 大きい水鉄砲です。
貯水タンクが大きいものは 水を継ぎ足さなくても ある程度は応戦できるのでおすすめ。しかし あまりにも大きいものを持ち運ぶと 格好の標的にされますのでご注意ください。
何事もバランスが大切なようです(笑)。
防水カメラ:
せっかくの楽しいお祭り。
水が掛かることを気にせず写真が撮れれば ストレスフリーです。
記憶とともに しっかり記録にも残しましょう。
バンコク市内で盛り上がるスポット
準備が整ったら いよいよソンクラーンに出発です。
バンコク市内では いたる所で水の掛け合いを行っています。しかし よりソンクラーンを楽しみたい場合は 以下のおすすめスポットに足を運んでみてはいかがでしょうか。
その① シーロム通り
近くには タニヤ通りやパッポン通りがあり 日本人には馴染みのあるシーロム通り。
こちらは ソンクラーンの時期に バンコクで1番人が集まる場所とのこと。左右合わせて6車線の広い通りが 水鉄砲やホースを持った人で埋め尽くされます。
また 数十メートル毎にDJブースが設置されており 大音量の音楽が流れるため テンションもUPすること間違いなし。
露天も多く ずぶ濡れになりながら歩いているだけでも 十分に楽しめます。
人でぎゅうぎゅうなシーロム通り。
通りの両脇には 水の入ったバケツやホースを持った人もわんさか。歩いていると 頭からバケツごと水を掛けられたり 背中から氷を入れられたり。ソンクラーンらしさを味わうには とてもおすすめの場所です。
なお 水鉄砲の水が切れた場合には 通り沿いに水を入れさせてくれる(有料の場合もあり)バケツが設置されているので そちらを利用しましょう。
近くに歓楽街があるためか レディーボーイの方々も参加されていました。タイならでは(?)ですかね。
とりあえず 腰つきがすごかったです(汗)。
その② サイアーム
次にご紹介するのは バンコクのショッピングの中心地サイアームです。
こちらは 大型ショッピングモールが軒を並べるエリアとなっており 日系のデパートも入っているためか 普段はやや高級な印象もあります。なお 有名な"ピンクのカオマンガイ"のお店の近くです。
こちらのおすすめポイントは 泡ソンクラーンが行われること。
会場はISETAN前の広場で スペイン イビサを彷彿とさせる(?)泡攻撃が楽しめます。
青空の下 泡にまみれて みんなで大騒ぎ。
こちらでも 良い感じの音楽が大音量で流れており なんだかクラブっぽい雰囲気です。
どんどん 泡まみれになっていきます。
せっかくの機会 ハメを外して 楽しんじゃいましょう!
また 泡で遊べるためか 小さい子も多かった印象です。
なお ISETANの目の前には "BIC C(タイの大型スーパー)"があるため そちらで水鉄砲や食料を購入することも可能です。
その③ カオサン通り
画像出典: photwise
こちらは バックパーカーの聖地とも言われる カオサン通り。
このため 欧米人やアジア人がチャンプルされての水の掛け合いが繰り広げられ 少しツーリスティックな雰囲気とのこと。
僕たちは行けなかったのですが 友人が訪れていたので そちらのブログをご紹介したいと思います。
関連ある地図はこちら↓
最後に
今回は タイの水かけ祭り「ソンクラーン」のご紹介でした。
とても暑くなるタイでは ちょうど良い 新年のお祭りだと思いました。
世界にはいろいろなお祭りがあるかとは思いますが 観光客でも気軽に参加できるという点もポイントが高いです。
参加する方は 十分に注意し 楽しんでいただければと思います。
それでは 本日もお付き合いいただき ありがとうございました。