こんにちは
夫婦ブロガーえだ旅(@edatabi_jp)です!!
今回 取り上げるのは 世界一周の基本道具「メインバッグ」について。
世界一周のメインバッグとして使われるのは
- バックパック
- スーツケース
- スイッチバック(スーツケース+バックパック型)
のいずれかとなります。
とはいえ どうやって選べば良いのか いまいち良く分からないですよね。
そこで 今回は 世界一周を経験した夫婦が 世界一周の基本道具「メインバッグ」について それぞれのメリット/デメリット+選び方のポイントをまとめました。最後に それらを踏まえて おすすめのメインバッグ候補もご紹介していきます。
実際の世界一周経験を活かして メインバッグ選びのサポートができればと思います。
この記事の目次
世界一周メインバッグ 種類別メリット/デメリット
まずは 種類別のメリット/デメリットをえだ旅の独断と偏見で解説します。
1. バックパックについて
まずは バックパックのメリット/デメリットを挙げると 下記になります。
メリット
- どこでも身軽に移動できる
- 両手が自由に使える
- ひったくりに遭いにくい
- 見た目が旅人っぽい
デメリット
- 背負う時や歩く時に重い
- パッキングや 取り出す時が大変
- セキュリティ対策が難しい
それでは それぞれについて 細かくみていきましょう。
バックパックのメリット
その① どこでも身軽に移動できる
ヨーロッパでは石畳が多く 中南米では舗装の不十分な道も多々あります。また 移動時に 階段昇降が必要な場面も出てきます。
そんな時 背負って歩けることで 路面コンディションや移動ルートに関わらず移動が可能になります。
そして 意外に知られていないのが 「宿泊先での移動が楽」ということ。リーズナブルに宿泊する場合 3-4階の部屋なのにエレべーターがないということもあります。そんな時 バックパックであれば 階段でも気にせず移動できますね。
その② 両手が自由に使える
知らない土地では 歩きながら地図を確認したり 急に写真を撮りたくなることも。
そんな時 両手が自由に使えると 行動の選択肢が広がります。
その③ ひったくりに遭いにくい
バックパックは 移動時 常に背負っている状態です。
このため ②とも重複しますが 地図を確認する時などに ひったくられるリスクを抑えることができます(スーツケースの場合 ひったくりの可能性あり)。
その④ 見た目が旅人っぽい
世界一周中には 移動中の写真を撮ることもあります。そんな時「世界一周旅人感」満載なバックパック姿なら テンションが上がること間違いなしです(笑)。
まず「見た目」から入りたい そんな私たちには 最重要ポイントでした(笑)。
バックパックのデメリット
その① 背負う時や歩く時に重い
わが家のメインバッグの荷物重量は
- 必要な持ち物だけ入っている状態: 1人12kg程度
- 平常時: 15-18kg程度
- 最も重い時: 22kg程度
2.3.は 旅の途中で買い足したもの(調味料やシャンプーなど)が追加になった状態での荷物重量
となりました。
加えて サブバックの重量が加わるため かなりずっしりとした重さになります。
そして 移動時に重さが辛いだけでなく 実は 背負う瞬間に最も重さを実感します。時間としては短時間でも これが地味につらい...腰痛持ちな方や体力に自信のない方には おすすめできません。
その② パッキングや取り出す時が大変
バックパックは開口部が狭いため パッキングの際に その後の使用頻度を考える必要があります。
また パッキングの仕方ひとつで 背負った時に感じる安定感や重量感が変わるため 多少なりともパッキングに関する知識や技術が必要です。
しかし この点に関しては 確実に上達するので そこまで気にしなくても大丈夫です。
その③ セキュリティ対策が難しい
バックパックの生地は柔らかいため 刃物で切られ 中のものを盗まれる可能性があります。
また ファスナーで閉じる形状になっていないため スーツケースやスイッチバックと違い 鍵を掛けにくいという難点があります。これに対して「パックセーフ」で施錠するという手がありますが...かなり重いです。
わが家で世界一周に持参したのが こちらのパックセーフです。
55L用で重量 500g。
ペットボトル1本分と思うと ちょっと重いですよね。
「2人で1つあれば どちらかに貴重品をまとめて これで管理できるよね」ということで 1つだけ持って行きましたが 結局1度も使うことはありませんでした。
というもの 貴重品はサブバッグに入れて持ち歩いているため バックパックには 衣類や調味料 化粧品しか入っていないという状況でした。それなら「盗まれても仕方ない=パックセーフ不要」という判断に。
もちろん「バックパックにも貴重品を入れるよ」という方には パックセーフをおすすめします。
2. スーツケースについて
続いて スーツケースのメリット/デメリットを挙げると 下記になります。
メリット
- 荷物を背負わなくて済む
- セキュリティ対策がしやすい
- 荷物の管理がしやすい
デメリット
- 移動しにくい場所がある
- 部品(キャスター/持ち手など)が壊れやすい
- スーツケース自体が重い
それでは それぞれについて 細かくみていきましょう。
スーツケースのメリット
その① 荷物を背負わなくて済む
スーツケースを選ぶ 1番の魅力がこちら。
世界一周の荷物重量を考えると 背負わないで済むのは本当に楽です。毎回 移動の度に15kgくらいある荷物を背負うのは 身体にも大きな負担になります。このため 実はコロコロしている旅人を見て「羨ましいなぁ...」なんて思ったこともあります(笑)。
あと 少し「上品な旅人さん」的な雰囲気も出ます。
なんとなく キラキラした雰囲気になるのが良いですね。
その② セキュリティ対策がしやすい
スーツケースは 開口部のファスナーで施錠できるため セキュリティ対策も簡単。
また 丈夫な素材でできているため 刃物による被害にも遭いにくいと考えられます。
その③ 荷物の管理がしやすい
バックパックのように開口部の広さが限られている場合は 上部かサイドから荷物にアクセスすることになります。しかし スーツケースはフルオープンになるため 荷物の出し入れが簡単+何が入っているのかも一目瞭然です。
しかし この点に関しては しっかり広げないと荷物の出し入れができないため 場所(狭いドミトリーに宿泊する場合など)によっては デメリットになる可能性もあります。
スーツケースのデメリット
その① 移動しにくい場所がある
スーツケースの場合
- 凹凸がある場所
- 階段がある場所
- 路面が清潔ではない場所
では コロコロを使うことができないため 持ち上げて移動する必要があります。
その際の重量は 世界一周の荷物+スーツケースの重量。
しかも 身体の構造上 背負うよりも 持ち上げる方が重量感を感じやすいです。
その② 部品(キャスター/持ち手など)が壊れやすい
スーツケースは 主に負荷のかかるキャスター部分が壊れやすいです。
石畳で壊れるという話は多いですが 空港の荷物受け取りの際に キャスターが壊れることも。
海外の空港では ベルトコンベヤーからスーツケースが転がり落ちてくる場面も目にします。預け荷物の扱いが雑なので 壊れる機会もたくさんあります。もしも キャスターが壊れてしまうと ただの「箱」になってしまう可能性も...そのリスクを許容できるかどうかも判断基準になります。
その③ スーツケース自体が重い
一般的なメインバッグの大きさ(45-60L)で 重さを比較すると
- バックパックの場合: 1.0kg-2.2kg程度
- スーツケースの場合: 2.5kg-4.5kg程度
となります。とはいえ「その分 引っ張れるからいいんじゃない?」と思う方もいるでしょう。
私もそう思っていました。
「手荷物に料金がかかる」という事実を知るまでは...
世界一周での交通手段の1つとして「LCC(ローコストキャリア)」を使う方も多いかと思います。特に LCCが発達しているヨーロッパやアジアでは バスや電車での移動よりもLCCの方がリーズナブルということもしばしば。
そんな時 利用を妨げる要因になりかねないのが「手荷物料金」です。わが家でもさまざまなLCCを利用しましたが 重量ごとに手荷物料金が変わる会社も多いです。
このため メインバッグ自体の重さが軽いことは とても大切なポイントとなります。
3. スイッチバックについて
まず スイッチバックとは 簡単にご紹介するとバックパックにコロコロがついたバックです。コロコロもできるし 背負えるしという優れものですね。
では スイッチバックのメリット/デメリットを挙げると 下記になります。
メリット
- 転がすことも背負うこともできる
- セキュリティ対策がしやすい
- 荷物の管理がしやすい
デメリット
- 背負った時に背負いにくい
- 部品(キャスター/持ち手など)が壊れやすい
- スイッチバック自体が重い
それでは それぞれについて 細かくみていきましょう。
スイッチバックのメリット
その① 転がすことも背負うこともできる
バックパックのように 重い荷物を背負い続けるのは大変。でも スーツケースは 凹凸や階段で威力が激減してしまう。
そんな時 スイッチバックなら 普段はコロコロ転がして 転がしにくい場所では背負うという切り替えが可能です。これなら 一挙両得ですね!!
その② セキュリティ対策がしやすい
スーツケースのメリット②に準ずる。
ただし スーツケースよりも表地が柔らかいため 刃物による被害のリスクはあります。
その③ 荷物の管理がしやすい
スーツケースのメリット③に準ずる。
「あれ?? もしかしたら スイッチバックが1番じゃない??」なんて思ってしまいますが 残念ながらデメリットもあります。
スイッチバックのデメリット
その① 背負った時に背負いにくい
スイッチバックは 背負うための肩紐は付いていますが 基本的にはキャスターで転がす用途で作られています。このため 背負うという機能はあくまで補助的な役割となっており 背負った時のフィット感や安定感はバックパックには劣ります。
しかし「いざという時には背負える」という状況は 安心感につながると思います。
その② 部品(キャスター/持ち手など)が壊れやすい
スーツケースのデメリット②に準ずる。
なお スイッチバックは背負うことが可能な作りではありますが 上記デメリット①で記載したように 長時間背負う仕様にはなっていません。このため 背負い続けるとなると バックパックに比べ身体への負担は大きくなります。
その③ スイッチバック自体が重い
スーツケースのデメリット③でもご紹介したもので...
一般的なメインバッグの大きさ(45-60L)で 重さを比較すると
- バックパックの場合: 1.0kg-2.2kg程度
- スーツケースの場合: 2.5kg-4.5kg程度
- スイッチバックの場合: 2.7-3.7kg
となります。
手荷物重量(=手荷物料金)が変わってくるというデメリット以外にも 何かあって背負うような状況となった時に バックパックに比べ2-3kg重いのは負担になりそうです。
バックパック/スーツケース/スイッチバックの比較結果
意外と思われますが 体力のない女の人ほど スーツケースはおすすめしません。
その理由は 歩きにくく 壊れやすく しかも重いから。
スーツケースを選ぶのであれば スイッチバックの方が対応範囲が広いので良いと思います。
そして バックパックに関しては 確かに重いけれど 自分のサイズに合ったものを選ぶ+パッキングのスキルを身につければ 体感的に軽く感じるように背負うことは可能です。
これらのことから 世界一周のメインバックにするなら バックパックかスイッチバックをおすすめします。
どちらにするかのおおよその目安は
- バックパック:
未塗装の道が多い国や地方の町などをメインに回る予定の人
節約型の旅行(なるべく歩いて移動したい)を予定している人
「旅人っぽさ」に憧れがある人 - スイッチバック:
都市(舗装道路が多い場所)を中心に周遊予定の人
空港からの移動などは タクシーやシャトルバスなどを利用予定の人
腰痛などがあり 重いものを長時間背負うことが難しい人
こんな感じです。
どちらにするかは 今までご紹介したメリット/デメリットの中で 何に重点を置くかで変わってきます。皆さんの旅のスタイルに合わせて 最終判断してみてください。
わが家が「世界一周メインバッグ」に選んだのは...
ずばり バックパックです!!
スイッチバックのことを知ったのは 世界一周に出発してから。というのもありますが もともと山登りが好きだったこともあり 使い慣れたバックパックがあったというのも1つの要因です。
実際に 世界一周に出発してからは 想像よりもずっと歩道が凸凹していたり 歩道が狭い(40cmくらい?)場所も多く「スーツケースだったら 大変だっただろうなぁ...」と思ったことが多々ありました。
自分の体力さえあれば 路面のコンディションも部品が壊れる心配もしなくて済む。背負った時の重さの負担はあるものの 移動時に余計なことに気を遣わなくて済むことは 移動中の集中力を保つためにも とても良かったと感じています。
今後 再び世界一周に出発するとしたら バックパックかスイッチバックを選びます。
世界一周メインバッグ選びのポイント
ここまでで 世界一周のメインバッグは
- バックパック
- スイッチバック
どちらかが良いというお話をしました。
それでは ここからは「実際に どうやって商品を選ぶのか」という部分をみていきましょう。
バックパック/スイッチバック共通の選び方
まず 基本の選び方として バックパック/スイッチバック共に 以下を考慮しバックを選べば 大ハズレすることはないです。
その①出発時に荷物を入れても 少し余裕のあるもの
世界一周中には 徐々に荷物(食材/調味料/消耗品など)が増えていきます。
そんな時 出発前からメインバッグがいっぱいという状況では 対応ができなくなります。このため 出発時には メインバッグに少し余裕がある状態にしておきましょう。
だからといって 大き過ぎるものを選ぶのはNG。
どんどん入るサイズを選ぶと 荷物を選択する必要がなくなり どうしても荷物の量が多くなってしまいます。
適正サイズのメインバッグを選ぶには
- はじめに「メインバッグの容量」を決める
- 世界一周に持っていく物を準備する
- 入りきらない物を取捨選択する
という流れで整理していくのがおすすめ。
はじめに「メインバッグの容量」を決めることで メインバッグに入る量が固定され 持っていく荷物の買い過ぎを防ぐことができます。
補足情報: メインバッグの容量選びは「季節/気候」も重視しよう
世界一周中 持ち物の量は常に変動します。
しかし ベースとなる持ち物の量に関係するのは 世界一周する「期間」よりもその土地を訪れる「季節/気候」です。
例えば 夏を追いかける旅であれば 衣類は夏服メインなのでコンパクトに。反対に 寒い季節/気候の場所を訪れることが多い場合には 衣類は冬物メインとなりボリュームが出やすいでしょう。
このため メインバッグの容量選びには ぜひ「季節/気候」も合わせて検討してみてください。
その② 価格(リーズナブルさ)を優先して決めない
世界一周に使うメインバッグは 常に移動をともにする 大切なもの。
このため お財布には響きますが「きちんと安心できるメーカーの商品」を購入するようにしましょう。
その理由は 世界一周は長期に渡る旅であり メインバッグの使用環境(重さ/使用頻度/移動距離)がとてもハードだから。年に1-2回 数泊のトレッキングをするという状況とは違い 多い時には週に何度も(わが家の場合)15kgほどの荷物を入れ 移動することになります。
そうなると それ相応の耐久性が必要ですよね。
商品の価格は とても正直です。
あまりリーズナブルなもの(ノーブランドのもの)を選ぶと 身体に負担がかかりやすかったり 旅先で部品が壊れてしまうこともあります。
このため「ここは ケチってはいけないところ!!」と思って 価格に左右されず 自分に合った良い商品を選ぶようにしましょう。
その③ 必ず 実際の使い心地を確かめる
バックパック/スイッチバックともに さまざまな商品が発売されていますが メーカーによって使用感は大きく異なります。
背負う場合は 背当て部分のサイズやショルダー位置によって フィット感はずいぶん変わります。スイッチバックのように転がす場合は 持ち手の長さやキャスターの動き具合で 持ち運びやすさが変わります。
このため まずはお店に足を運び 使い心地を確認。
その上で サイズが合っているかなど 店員さんに客観的に見てもらいましょう。また 店員さんのアドバイスを聞くことで その商品をより使いやすくするポイントなども教えてもらえたりします。
くれぐれも 商品を見ないで購入することは避けましょう。
バックパック選びのポイント: 一気室のもの
上記に加え バックパックを選ぶ際は「一気室」のものがおすすめです。
「一気室」か「二気室(あるいはそれ以上)」 どちらにするかは悩むポイントだと思います。なぜ 一気室が良いのか解説しますね。
- 一気室: メイン部分が1層のみ(=バックパック内が上下で区切られていない)
- 二気室: メイン部分が2層あり(=バックパック内が上下で区切られている)
トレッキングの場合 二気室のものは 荷物が取り出しやすく便利です。
しかし 世界一周のメインバッグにおすすめなのは「一気室」のバックパック。
その理由は 訪れた国の気候(気温や雨期/乾季など)や状況(自炊回数の増減/消耗品の購入直後など)で その都度使うものも変わり 荷物の入れ方が変わるから。
そうすると メインとなる空間が分かれているよりは ある程度広い空間になっている方が 持ち物のパッキングのバランスをフレキシブルに変更できます。
その分「何がどこに入っているか」を把握し 適宜状況に合ったパッキングができるスキルが必要になりますが 旅を続けるうちにスムーズにできるようになってくるので心配はいりません。
スイッチバック選びのポイント: キャスターが丈夫なもの
スイッチバックでは 基本的にキャスターで転がして持ち運ぶことになるため キャスターが壊れると致命的です。
リーズナブルなものを使っている旅人の中には キャスターが壊れた...という人もいました。そうなると その後の旅がかなり大変ですよね(汗)。まさに地獄絵図です。
このため スイッチバック選びの前に 世界一周ブログや口コミなどもしっかりチェックし キャスターの丈夫な製品を探しましょう。
世界一周 えだ旅がおすすめするメインバッグ
ここからは 今までのポイントを踏まえて おすすめメインバッグをバックパック/スイッチバックの順にご紹介していきたいと思います。
おすすめのバックパック 3選
まず バックパックは以下の3つをおすすめします。
- karrimor(カリマー) ストラータ50 type2(容量50L)
- GREGORY(グレゴリー) スタウト60(容量60L)
- THE NORTH FACE(ザノースフェイス) テラ55(容量55L)
長期間ハードな旅にも耐えうる丈夫さで 一気室(あるいは仕切りで二気室にもできる)のものをまとめました。
その① karrimor(カリマー) ストラータ50 type2(容量50L)
世界一周旅行中 よく見かけるのが イギリスのブランド「カリマー」
カリマーのリュックは 日本人の体型を考慮して作られたものもあり 多くの日本人バックパッカーから支持を集めています。実際 世界一周中にも かなり多くのユーザーを目にしました。
フロント部分が大きくU字型に開口するため 中に荷物へのアクセスが簡単。パッキングをした時のシルエットが 縦長ではなくぎゅっとする感じなので 移動時のバランスの取りやすさも高ポイントですね。
その② GREGORY(グレゴリー) スタウト60(容量60L)
続いて より丈夫さを求める方に アメリカのブランド「グレゴリー」
背面やショルダー部分 腰紐などのクッション性が高く 身体にしっかりフィットします。しかし その分ちょっと蒸れやすいので 汗っかきの方は合わない可能性も...
こちらのバックパックは 中の仕切りで一気室/二気室のどちらでも使用可能。本体の下側にファスナーが配置されているので 奥の荷物へ容易にアクセスできます。
その③ THE NORTH FACE(ザノースフェイス) テラ55(容量55L)
続いては 日本でもおなじみなアメリカのブランド「ザノースフェイス」
妻の初めてのトレッキング用バックパックが 小さめサイズのテラでした。サイドのストレッチポケットがかなり使いやすく 背負い心地も良いため愛用していました。
こちらのバックパックも 中の仕切りで一気室/二気室のどちらでも使用可能。フロント部分にJ字型にファスナー配置されているので 奥の荷物へ容易にアクセスできます。
そのデザイン性の高さゆえ 使っていてテンションが上がります。
おすすめのスイッチバック 4選
続いては おすすめのスイッチバックを4つご紹介します。
- OSPREY(オスプレー) ソージョン60(容量60L)
- OSPREY(オスプレー) オゾン42(容量42L)
- Karrimor(カリマー) エアポートプロ40(容量40L)
- solo-tourist(ソロツーリスト) アブロードキャリー57(容量57L)
全て 丈夫さと機能性は抜群。
加えて ちょっとした時に持ち運びしやすい サイドの持ち手付き商品です。
その① OSPREY(オスプレー) ソージョン60(容量60L)
もはや「世界一周用スイッチバックの定番」とも言える こちらの商品。
世界一周中で出会ったスイッチバック利用者のほとんどが オスプレーのものを使っていました。
ホイールがとても丈夫で ホイールサイズも大きいため 溝などにもはまりにくくなっています。安定した走行が期待できる商品です。
その② OSPREY(オスプレー) オゾン42(容量42L)
続いても オスプレーの商品から。
こちらのおすすめポイントは 信頼できるオスプレーの商品でありつつ 先ほどのソージョンシリーズに比べ ずっと軽量ということ。
ほぼ同容量の2つで比較すると...
- ソージョン45(容量45L): 重さ3.60kg
- オゾン42(容量42kg): 重さ2.06kg
ソージョン45との差 約-1.5kg...この差は かなり大きいですよね。
その③ Karrimor(カリマー) エアポートプロ40(容量40L)
続いては カリマーの商品です。
カリマーは バックパックでも評判が高いですが スイッチバックも使い勝手が良いと好評です。
ただ このスイッチバックの最大の難点は サイズが40L/70Lの二択になるということ。40Lだとちょっと心配だし 70Lだと多過ぎる...という方も多いのではないかと(汗)。
このため 荷物をミニマムに世界一周をする方に向いているスイッチバックと言えます。
サブバッグもあるので 本当はこれくらいがちょうど良いんですけどね(笑)。
その④ solo-tourist(ソロツーリスト) アブロードキャリー57(容量57L)
最後は ソロツーリストの商品です。
ソロツーリストは 旅行グッズを製造している 国内のブランドです。旅行ガイドブック「地球の歩き方」ともコラボしているブランドなので 旅好きな方にはご存知の方もいるかもしれませんね。
こちらは 軽くて キャリーも安定して転がせて なんと20,000円というお値打ち価格!!「価格を優先して決めない」と前述したばかりですが この価格には正直惹かれるものがあります(笑)。
ただし オスプレーやカリマーに比べると 背負い心地はやや劣るようです。
また ソロツーリストでは ポケットの多い「スイッチパック 55Ⅱ」も人気です。
ポケットが多くなる分 ほぼ同容量の上記2つで比較すると スイッチパックの方が500gほど重いです。このため 軽さを求めるか 収納しやすさを求めるかで 判断が分かれそうますね。
わが家が選んだバックパックは...
2人とも 世界一周バックパックは「ARC'TERYX(アークテリクス)」のものを使いました。
参考までに
- 夫: Kata 45(容量45L)
- 妻: Axios 48(容量48L)
どちらも 現在は廃盤となっている商品です
というモデルになります。
バックパックを含めた重量は 平常時: 15kg程度 最も重くなった時: 22kg程度でした。2人で持ち物の多くをシェアしていたため この重量に収まりましたが これ以上重かったら 日々の移動が辛かったと思います。
このバックパックは 国内で数日かけてトレッキングをしていた時から使っていた物です。ハードな山々を動く時にも背負うことができる しっかりとしたホールド感は 世界一周にもぴったりでした。
なお 現在アークテリクスで販売されている中で 機能や仕様の似ている物だと「アルファ AR 55」になります。見た目もシュッとしていて かっこいいですね。
商品の詳細はこちら: ARC'TERYX HP
まとめ: 自分に合う「メインバッグ探し」を楽しもう
今回は 世界一周の基本道具「メインバッグ」について それぞれのメリット/デメリット+選び方のポイントをご紹介しました。
大切なポイントはあるにしても お店でお気に入り探しをすること自体が楽しいですよね。「これだ!」と思うメインバッグが見つかれば その後は「ここに何を入れて ここには何を入れて...」と想像しながら しばらく妄想時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
\旅の準備に関しては 他の記事も書いています/
それでは 本日もお付き合いいただき ありがとうございました。